白瀧勇実が想いを寄せる亀岡菊香を送っている途中、突然の嵐となってしまった。雨宿りしたのが船宿・大柳屋の店先で、二人はひと晩を共にすることに。するとなんと素性を隠して大柳屋に潜んでいる鼠小僧と出くわした。聞けば、役人や大店の旦那相手に密かに色を売って荒稼ぎしているこの宿を探っているのだという。その夜遅く…評判の悪い女将が宿の中で倒れていたー。「ただの雨宿り」など4話を収録。“想い想われ”が深まる人気シリーズ第8弾!
妹と協力して(※まぁ兄さんがほぼ一人で終わらせましたが)女王を救った英雄(?)になったぼく。しかしその褒賞でもらった領地が占領されたと言われ、仕方なく解放しに向かうとー「ご主人様検定、合格…!これからご主人様にお仕えする」ぼくのことをご主人様だと呼ぶメイドがそこで待っていた。(※このメイド、幼女のくせして胸がデカい)さらに女騎士のユズリハさん、女王となったトーコさんまで何故かついてきて彼女たちに囲まれながらぼくの貴族人生(?)が幕を上げる。(※ちなみに占領軍は当然のように兄さんが蹴散らしました)自称庶民による無自覚女騎士ハーレム×成り上がり、第二弾!第7回カクヨムWeb小説コンテスト“異世界ファンタジー”部門特別賞受賞。
四大貴族による反乱を収めた後、気持ちを確かめ合ったレイアとエリックは結婚に向けて準備を進めていた。しかし、幸せな時間もつかの間。婚約発表の場で二人の結婚に反対している人間がいると知る!反対派の主張は貴族としての常識に則ったもので、レイアは自信を失い不安を抱くように…。そんな中、王宮に侵入者が現れる!今こそ自身の有用性を示そうと追いかけるレイアだったが、侵入者がリンシャの兄リュウだと発覚!?衝撃の事実と見たことのない魔法を使うリュウに翻弄され、レイアは彼を取り逃がしてしまう。落ち込むレイアを励ますように、レイアの力が必要だと告げるエリック。その言葉に背中を押されたレイアは結婚祝いとして設けられたレン皇国との会談に出席し、再びリュウと対峙する!当然、侵入の件を問い詰めるがはぐらかされてしまう。さらには、会談の真の目的がエリックとリンシャの結婚だと告げられてー!?
双子の妹と一緒に“聖女”として異世界へ転生したカレン。癒しの力と天使のような容姿で絶大な人気を誇る妹に対し、自分は怪力スキルのみの地味聖女。あざとい妹には虐げられ、周囲からは“ハズレ聖女”呼ばわりー挙句に、和平の証として敵国将軍・カインハルトに嫁ぐことに!健気に頑張るカレンを待っていたのは、武骨な旦那様の不器用な愛でー。無自覚大聖女、とびきりの幸せ掴みます!
妹に婚約者を寝取られた伯爵令嬢アマリアは、ヤケで参加したパーティーで酔い知らない男性に婚約破棄したいと愚痴をこぼした。翌朝彼が公爵イルヴィスだと知るが、彼はなぜか婚約破棄に協力してくれる。無事に婚約破棄を達成ーって、え?私と婚約したい!?「こんなにも貴女に夢中なのに。嫌ですか?」嫌じゃないから困っているんです!甘い言葉で口説きつづける一途で隙のない公爵に溺愛されっぱなしの人生逆転ラブ!
発想力、思考力、行動力ーすべては好奇心から生まれる。曾祖父のために新聞の字を拡大できるアプリを開発したプログラミング好きの高校生、数百万する装置を3万円で手作りし「火星の水」を研究した定時制高校の科学部ーオリジナリティ溢れる研究で賞を獲得した10代の若者たちは、どう好奇心を育み、新しい考えを形にしたのか。世界的に著名な研究者にも取材し、科学的に考える力の育み方を考える。
妹ばかり愛され、家に居場所のなかった伯爵令嬢の私。そんな妹に、冷酷と噂される辺境伯に嫁げと王命が下る。しかし、妹を愛する父は私にこう言った。「お前は辺境伯領へ嫁ぐ。しかし道中、馬車は魔物に襲われるのだーお前が代わりに死ね」予定通り、魔物に襲われた私を助けてくれたのは、鮮やかな赤毛と鋭い金色の目が美しい、冷酷な辺境伯様で…。愛され妹の代わりに嫁いだ嫌われ令嬢が、不器用な辺境伯様に愛され、愛を知っていくー大逆転シンデレラストーリー。
「ごめん…。君とは付き合えない」クラスのカリスマ的な美貌と人望を持つ如月志穂の告白を断った男、真藤英治郎。彼には「みんなの理想の友人」となって居心地の良い空間を作るという目標があった。そんな彼が気になる女子が一人。前髪で表情の見えないコミュ症な同級生、篠宮未悠。「…わ、わたし友達いませんから…」英治郎は篠宮が友達を欲しがっていると知り、彼女に協力することに。そんな矢先、篠宮が実の妹だと知ってしまう!?だが、英治郎には兄だと明かせない理由があって…。永峰自ゆウ×かがちさくが贈る、絶対にバレてはいけない青春ラブコメ開幕!講談社ラノベ文庫新人賞受賞作!
妹の久留里は超絶ブラコンだ。俺と目が合うたび抱き着いてくるし、膝に乗ることや手をつなぐことをいつも狙っている。「えへへ。お兄ちゃん。大好き!」にへっと笑う久留里が俺と同じ高校に入学した日の深夜。両親から俺は、妹自身も知らない衝撃的な真実を告げられる。「光雪くんと久留里ちゃんは、血がつながってないんだ」え、俺と久留里が義理の兄妹なの!?それはヤバいー「お兄ちゃんと血がつながってなかったら…結婚するよ!」俺の妹は、常々こんなことを言うやつなのだ!兄ガチ勢な甘えん坊義妹との兄妹関係は、一つの隠し事で変化し始め!?