二十五歳のOL知花は両親の猛反対を押し切って、先妻と死別した五十歳の上司・国元公二と結婚した。後妻の立場と大きな年齢差が懸念されたが、それよりも問題は夫の妹にあった。四十五歳の義妹・小恵子は、二十も年下の兄嫁を「お姉さま」と呼んで慕い、洋服の趣味から髪型、さらに口癖・習慣に至るまで、知花のすべてを模倣しはじめる。そこには公二の先妻の死とも絡む大きな秘密があった。
「お義兄さん、抱いて。私、この日を待っていたの」豊麗な裸身を惜しげもなく晒して抱きつき愛撫を迫る義妹。妻にはない艶気と愛らしくも熟れた肉の感触が、矢島を男に!20年前に会った時から密かに感じていた邪な欲情が玲子のほうからの哀願となって実現するとは…こうして妻の妹との、絶対秘密の蜜会がはじまった。
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