テレビ出演が増え、キャラクターも異能であることが分かってきた天性の女性ヴォーカリストの3作目となるアルバム。新旧とりまぜた11の楽曲をカヴァーしているのだが、それぞれの曲で彼女にしか出せない結果を出しているのがスゴい。続けるべき企画だ。
デビュー10周年を記念して、30万人のリクエストから選出したベスト・アルバム。さらに2004年末時点での最新シングル「ミモザ」も収録。彼らの魅力はメンバー5人全員がソロを取れるという強みにあり、この2枚組でもそれが充分堪能できる。
これはうれしい。デビュー曲から73年10月「他人の噂」までの日本コロムビア時代の平山三紀/筒美京平作品全22曲を完全収録。R&B歌謡平山節は日本のソウル。軽妙だがねばりはたっぷり。少々シラケっぽさがむしろぐっときてしまうほど素敵。
PS2用ゲーム・ソフト『塊魂(カタマリダマシイ)』の使用楽曲を収録したアルバム。浅香唯、新沼謙治、松崎しげるほか意外な歌手がフィーチャーされ、ほかのゲーム音楽とは一線を画している。
アダルト層に若き日の記憶を蘇らせる歌のアルバム。1968年のヒット30曲を収めた2枚組。この年のレコード大賞を受賞した「天使の誘惑」をはじめ、今も色褪せることのない名曲の数々。
『飛び出せ!青春』や『ゆうひが丘の総理大臣』など、熱血教師を主人公にした青春ドラマの主題歌・挿入歌を厳選収録。初CD化となるインスト作品や、初音源化となるテーマ曲も含む貴重盤だ。
躍進するビジュアル系バンドたちの音楽的ルーツであるBOφWYの新編集ベスト。けっこうシブめの曲まで選ばれています。熱心に聴いてなかったワタシでも、ほとんどの収録曲を知っているあたりに、このバンドの浸透力とポップさを再認識させられました。
シティ・ポップスの第一人者としての地位をユーミンが確立したアルバム。歌を聞いて情景が浮かんでくる「中央フリーウェイ」は、しっかりとロケハンまでしてつくった曲。見事に70年代の青春している(!?)アルバム。
レコード会社間の権利問題を乗り越えて、今までの発表作品すべての中からセレクトされた、20周年記念2枚組ベスト。『ヒストリー』というタイトルも納得。“元気もの”と“優しいもの”に分けた作りで、シンプルに年代順に収録されているのもかえって親切。
レコード会社各社の共同企画によるベスト盤シリーズ。ドラマ『3年B組金八先生』に出演していた清純派アイドル、伊藤つかさ。デビュー・ヒット「少女人形」はじめ、魅惑的なロリータ・ヴォイスと乙女テイストあふれる詞世界が魅力。
永遠のアイドル松田聖子のデビュー25周年を記念したベスト・アルバム。ファンからのリクエスト上位曲に、「あなたに逢いたくて」の新録を加えた全14曲。厳選された楽曲だけにまとまりがある。
デビュー曲「裸足の季節」を含む'80年8月発表の、松田聖子初のオリジナル・アルバム。この頃からすでに、かすれ気味の歌声を生かしたヴォーカル・スタイルをとっているが、高い伸びのある声をより強調した作りになっている。
1歩1歩大人になっていく少女が、もう20才になりました、と歌で語りかけているアルバム。レコード会社を移り、新たな路線へと進みはじめた沢田聖子にとって、まさにターニング・ポイントになる聞かせるアルバム。
60年代以降、10年単位でのヒット曲集として、すでに50タイトル以上がリリースされているシリーズの70年代総集編。この時代を生きたヒトなら興味の有無を超えて、収録の36曲はすべて知っているはず。ようやく日本でも音楽が財産になってきたのか。
2006年1月にデビュー30周年を迎える松山千春。本盤は、ポニーキャニオン在籍時の全シングル楽曲に、NEWS時代の大ヒット「長い夜」「人生(たび)の空から」の2曲を加えた究極のベスト・コレクション。
スゲえ。デビューから解散までのシングルを全網羅した3枚組で、収録時間は155分に及ぶ。ろくにアルバムを聴いたことのない僕だが、さすがにシングル曲には耳に馴染みのあるものが多く、時代の流れを追いながら浸ることができる。これで¥3,500は安い。
約10ヵ月の充電期間を経て、さらにパワー・アップしたバンドのポニーキャニオン移籍第1弾シングル。ポップでどこか懐かしいメロディは健在ながら、よりロック然としたサウンドを聴かせる。
TV番組『ソウル・トレイン』のテーマで全米1位に輝いたスリー・ディグリーズの黄金期を網羅した決定版ベスト。名曲「天使のささやき」ほか、フィリー・ソウルを代表する女性グループの魅力満載だ。
わらべうたや子供の縄跳びあそびうたなど現在ではあまり耳にすることのない、昔から伝わる懐かしい“あそびうた”を集めた企画盤。小さなお子さんがいる家庭や、祖父母と孫とのコミュニケーションに。