吉田ドクトリンとの決別。「自由で開かれたインド太平洋」構想、海洋パワー・日本ー。安倍政権が成し遂げた日本の外交・安全保障戦略の大転換。日本研究の俊英が歴史的文脈のもとに、その実相、意義を明らかにする。
永久保存版豪華写真集。「最も大切な国益とは何か。日本には世界に誇るべき国柄があります。息を呑むほど美しい田園風景。日本には、朝早く起きて汗を流して田畑を耕し、水を分かち合いながら五穀豊穣を祈る伝統があります」安倍晋三、67年の軌跡。
戦後経済の軌跡を鮮烈に描き、アベノミクスの行方を問う。富国軽軍備、所得倍増、列島改造、消費税増税、構造改革、脱デフレ…。歴代21人の首相の政治ドラマを活写した本格・骨太ノンフィクション。
「上げ潮」派対「財政タカ」派。経済成長と消費税をめぐる政策闘争のドラマ。
「最強の首相」から迷走政治へ。なぜ自滅を繰り返すのか。
田中角栄から小沢一郎まで、日本政治の真実に完全密着した「伝説」の政治記者の取材メモ。
総理に一番近い男とも評される安倍晋三。祖父・岸信介、父・晋太郎から受け継いだ政界サラブレッド血脈は如何にして育まれ、開花したのか?中曽根康弘、森喜朗両総理経験者ら多くの人々へのインタビューをもとに『安倍晋三の真実』に迫る。
自民党がタカ派ばかりになったいま、現在から遡って歴代の自民党首相を徹底批判する。幕間に毒にもクスリにもならない形で登場した福田康夫などは省いた。また、宮澤喜一など護憲を貫いた首相も批判の対象から除外している。
アメリカ追随で好戦的な“アベ土建政治”が国民の生命財産を脅かす!永田町でもっとも嫌われるジャーナリストのアポナシ突撃取材!
景気動向は悪化し、ついにアベノミクスの破綻が始まった。その“ウソ”を徹底的に暴き、安倍政権にトドメの一刀を放つ!
日本の政局を左右してきた巨大政策集団と「世界のシンゾー」の実像に迫る。
米国の衰退と中国覇権の膨張に伴い、自由と秩序が後退し専制と弾圧が広がりだした混沌の2010年代。終わりなきデフレ不況から脱出できず「終わった国」と思われていた日本。オバマ政権の下で国家の指針と戦略を見失い内向きの漂流を始めた米国。中国市場に幻惑されてその危険な本性に気づかぬ欧州・豪州。そして強圧的な力による現状変更で世界覇権を手中に収めようとする中国。世界主要国のベクトルが人類の不幸な未来を暗示する中、日本の「戦後体制」を刷新し経済を立て直し、敢然と対中包囲網を構築し、日本主導の世界秩序で自由主義世界を導いた不世出の救世主がいた。その名は安倍晋三。第90代・第96〜98代日本国内閣総理大臣である。
二〇二二年七月八日、選挙演説中に凶弾に撃たれ、非業の死を遂げた安倍晋三元首相の肉声。なぜ、憲政史上最長の政権は実現したのか。一次政権のあっけない崩壊の後に確信したこと、米中露との駆け引き、政権を倒しに来る霞が関、党内外の反対勢力との暗闘…。乱高下する支持率と対峙し、孤独な戦いの中で、逆風を恐れず、解散して勝負に出る。この繰り返しで形勢を逆転し、回し続けた舞台裏のすべてを自ら総括した歴史的資料。オバマ、トランプ、プーチン、習近平、メルケルら各国要人との秘話も載録。あまりに機微に触れるーとして一度は安倍元首相が刊行を見送った36時間にわたる未公開インタビューの全記録。
首相退任後、安倍晋三さんが財務省を非難した、ほんとうの理由を徹底的に明らかにする!ベストセラー『安倍晋三回顧録』で国民に衝撃を与えた、安倍さんの“財務省不信発言”。日本経済の分岐点を何度も世界各地の現場で体験してきた経済記者と、安倍総理に最も近いところにいた政治記者が、安倍さんの真意と財務省の実態を包み隠さず語り明かす全国民必読の書!