インテリアは手ごたえのある遊びです。インテリアが変わると、あなたが変わります。これ、本当です。それを知っていただきたくて現場をリポートしました。
森澄雄、金子兜太、飯田龍太、有馬朗人、稲畑汀子、加藤/郁乎、正木ゆう子、黒田杏子、角川春樹、黛まどかー古来東洋の美意識に深く通底する“句魂”に光をあてた、短詩型文学待望の一書。
ロビー、サロン、客室などの空間デザインから、ファブリック、家具、照明、バス・アメニティなどのインテリアまで、ホテル・デザインの全貌を特撮した、本格写真全集。
大手設計会社がCAD研修の豊富な経験を生かして編集した、OJTの速習教科書です。作図手順を1ステップずつていねいに解説しています。誰でも簡単に作図でき、繰り返し描くことで操作の基本が身につきます。
21世紀に入ってから発表された最新の椅子のみを集めた、これまでにない椅子本の決定版である。大御所から新進気鋭の若手まで、総勢89人(組)のデザイナーによる椅子は全部で188脚。21世紀の名作椅子が何かを断言することはまだできないかもしれないが、その可能性が十分にある椅子は必ずこの本の中にある。
日本の怠惰な知性の伝統の中で、「事件」として登場した坂口安吾と中上健次。二人は近代文学の根源へ遡行しつつ、「自然主義」と「物語」の止揚を目指す。安吾は、自らを突き放すような他者性に文学の「ふるさと」を見出し、中上は、構造に還元することなく、歴史の現在性としての「路地」と格闘する。闘う知性としての安吾と中上を論じた74年から95年までの批評を集成した、伊藤整文学賞受賞作。
ロードスの支配を企む陰謀が渦巻くなか、辺境の村・ザクソンに住む剣士パーンは魔術師や怪盗、エルフら仲間たちとともに、平和を取り戻すための旅に出る。安田均&水野良による原作小説を、永丘昭典監督がアニメ化したファンタジー大作。
時は明治初頭。勝海舟は持ち込まれた様々な難事件に、“明治の大頭脳”らしい“安楽椅子探偵”ぶりを発揮して鋭い推理を披露するのだが、さてその首尾は如何に…。戦後文学の旗手・坂口安吾の連作ミステリー。
トカイナカで始める定年後の田舎暮らし。釣り、ゴルフ、ウォーキング、ガーデニング、家庭菜園etc.悠々自適のスローライフを手に入れよう。
簡素な意匠に宿る、雅びな落ち着き。いにしえの文人がこめた学問と日常への思いとはー。骨董ファン垂涎のアイテム、「李朝家具」の世界へ、ようこそ。
老人を「弱者」だと思っている倫理主義では介護は続かない。老人を「お客様」扱いする企業の論理も通用しない。個性が煮詰まった老人を面白がって、こちらも個性でぶつかるしかないのだ。介護界の“しゃべるカリスマ”高口光子によって明かされる介護現場の本音。
売上アップより簡単に利益を生み出せる、仕入れ(調達・購買)見直し35項目。
すぐれたリーダーとは、自分が置かれている状況を客観的に把握し、その上で断固たる決断を下し、果敢に実行できる人のことを指します。すべての出発点は、状況分析にあると言っても過言ではありません。本書では、こうした観点に基づき、読者のみなさんが「経営者的な物の見方」を身につけることに重点を置いた構成となっています。
神楽坂の露地の奥にひっそりと佇む「和可菜」。この質素な旅館で『男はつらいよ』を初めとする脚本=ホンの名作がいくつも書かれた。今井正、内田吐夢、山田洋次、深作欣二、浦山桐郎、早坂暁、市川森一、竹山洋ら、「和可菜」に集った当代一流の映画人と、彼らを温かく見守り続けた名おかみ・和田敏子。日本映画の黄金時代を支えた、小さくも強靱な砦の半世紀を描く、痛快無比の疾風録。
「連合赤軍あさま山荘事件」死刑囚・坂口弘の脳裏に去来するさまざまな時間ー。