かぐや姫というと“4畳半フォーク”の代名詞のように言われた時代もあったが、それは彼らの音楽の一部でしかなかったことが、その足跡を通して辿ってみると、ポップな味わいが微妙な配分でちりばめられていて、先見性に富んでいたことがよく分かる。
70年代に活躍した伝説のフォーク・バンド、かぐや姫の貴重なコンサート映像集。75年4月、8月、78年5月に行なったライヴを中心に、いまや伝説ともいえる映像の数々を心ゆくまで味わえる。
簡素な意匠に宿る、雅びな落ち着き。いにしえの文人がこめた学問と日常への思いとはー。骨董ファン垂涎のアイテム、「李朝家具」の世界へ、ようこそ。
田舎暮らし入門者の解説書。かまどなどの設備や家具などの工作物や、味噌などの食材、旬の味など、料理を解説。
花魁草の香り漂う花街・神楽坂。幼馴染みで上官の陸軍中尉・鷹司に連れられ、秋月は初めてその街を訪れた。そこで出会ったのは、少女と見まごうばかりの美貌の少年・雪乃。この日、女将が鷹司に水揚げを頼んでいた芸妓だという。座敷へ出ることを厭い、自決までしようとする雪乃に、秋月は男子として生きる道を与える。しかし、緊迫する世界情勢の中、男同士であるがゆえの絆や信愛は、狂おしい恋情へと変わってゆき…。
本書では、全国各地の蔵の中から、「純米酒」「伝統杜氏」「熟成酒」「地域おこし」をキーワードに、七つの蔵を取り上げた。どこも伝統を重んじ、酒造りに対するこだわりと、あくなき探求心、それに何より大手酒造メーカーには見られない創意工夫に溢れた“本物”の蔵である。
人間であるユーザとロボットや擬人化エージェントの“間”、つまり“インタラクション”をいかにデザインするかについて、その方法論と最先端の刺激的な研究を解説。