古代から中世へ、一大転換期を舞台にした思想のドラマー4〜6世紀のキリスト教教義論争史にわけいる。カルケドン公会議を中心に、時代を揺るがした流血の闘争から生まれた新しいアイデア、未知の価値とは何だったのか。
今なお未完のサグラダ・ファミリア教会、波うつ外壁のカサ・ミラ、傾斜した柱が支えるコロニア・グエル、破砕タイルが迎えるグエル公園…かくも美しい過剰な造型はどうして生れたのか。また日本人に人気があるのはなぜか。世界的建築家が40年にわたる思索の旅路から作品の真実に迫る。
香港発!最新情報。在住者だから分かる情報を掲載地元で評判の「生活を豊かにする店」72軒。
クルマづくり哲学の徒・福野礼一郎がクルマの本質とキカイの真相を語る。
群雄割拠の時代を描いた中国の傑作歴史小説「三国志演義」-その千年前に書かれた原典・正史「三国志」に伝を持つ者全員はもちろん、何故か「演義」が見逃した個性的な人物を厖大な注記の中から拾い出して、その実像に迫る初めての正史人物列伝。全562人の生涯。
リーダーが真に目指すケアとは何か。職員育成の指導のポイントを具体的に著し、介護職員にプロ意識を持たせるためのリーダーのためのケア学と実践論。
あなたは片道3時間のスターバックスに通えますか?憧れのスローライフとは言うけれど…。1200万人都市・東京を離れ、いきなり人口密度100人の田舎に引っ越したオンナひとりと犬一匹。農道、昆虫、宝くじ。苦悩の末にたどり着いた境地とは…。土佐の高知を舞台に繰り広げられる「地方の時代」爆笑顛末記。
勧誘方法から借金地獄の実態まで…その手口を暴いたルポルタージュ。
身体の快楽が推し進めた椅子の変容の歴史、「もの」の蒐集から仏革命をへて美術館・博覧会を作り上げていったブルジョワジーのイデオロギー、キッチュ王ルートヴィヒ二世が心血を注いで建てたまがいものの城、巨大主義に取り憑かれたヒトラーの建築都市。「もの」に凝縮されている文化や社会の無意識を探る記号論的思考の労作。
数学の世界を遊び感覚で愉しむには、パズルはうってつけの手段。でも、解けないとフラストレーションが溜まるだけでイヤ?だったらこんな本はいかがでしょう。一般読者を数学の世界にいざなう名手イアン・スチュアートが、身近な話題がいつのまにか先端数学の奇妙な世界へつながっていたり、自作の数学パズルを解くときのコツや、作るうえでの裏話を満載したりと、読むだけでも愉しい数学エッセイを20篇用意してあなたをお待ちしています。数学者の発想の飛び方に感心する一方、「論理って何?」とか、「あのパズルにはこんな理論が裏にあったんだ、数学者ってずるい!」と思えてくることも請け合いです。