女を騙して金を巻き上げる「色悪」というものが江戸を荒らしているらしい。だが、騙された娘たちが誰ひとり訴えようとしないため奉行所も手の打ちようがない。そこで、沙耶が囮になって色悪を捕まえる算段となった。沙耶は「男に騙されやすい女」になるための修行を積むことに…。大人気書下ろし時代小説。
鎌倉にある呉服屋の長女・紬は、どうしても着物に興味をもてず、店の経営に腐心する日々を送っていた。そんな様子を見かねた両親の強引な指示によって、彼女は神楽坂の路地裏に建つ悉皆屋で修業することになる。仕立て直しや洗い張りなど、着物のメンテナンスを一手に引き受ける悉皆屋。飄々とした店主や軟派な大学生らと共にこの店で働くうち、紬はこれまで気づかなかった着物の魅力にはまっていくー。瀟洒な街・神楽坂には、日本伝統の美が、よく似合う。心を豊かにしてくれる着物にまつわる短編連作。
使える納まり150収録。
DEMとの最終決戦。始原の精霊ー崇宮澪との戦いから一年。そして夜刀神十香が消えてしまってから一年。元精霊の少女たちは過去と向き合いながら未来へと進み始めていた。五河士道もまた喪失感を抱えながら精霊が消滅した世界でのいつも通りの日常が始まると思っていた。存在しない精霊の少女と出会うまではー。「-君、は…」「…名、か。…そんなものは、忘れたー」世界を否定するかのように世界を壊す少女を前に琴里は士道に言う。「あなたの出撃は認められないわ」さあー私たちの最後の戦争を始めましょう。
坂口安吾の『夜長姫と耳男』が、ノスタルジーを感じさせる美しい作品で大きな話題を呼んでいるイラストレーター・夜汽車によって、鮮やかに現代リミックス。人気シリーズ「乙女の本棚」の第12弾が登場。小説としても画集としても楽しめる魅惑の1冊。
38歳で東京を離れ、山梨県北杜市で8年間暮らした著者による、“オトナ女子的”移住案内。仕事・家探し・ご近所付き合いetc.移住に役立つ情報満載!ライフスタイル・コミックエッセイ。
女を騙す悪党「色悪」。囮捜査で沙耶が犯人たちを捕らえたものの、黒幕まではいきつけなかった。その後、色悪になる方法を教える「色悪講」なるものまでできる始末。奉行の命令で月也は商家のボンボンに扮し、その色悪講に入ることになるが、なぜか妻の沙耶を真剣に口説きだして…。好評書下ろし時代小説。
家具職人の壱晴は、毎年十二月の数日間、声が出なくなる。原因は過去にあったが、誰にも話さず生きてきた。一方、会社員の桜子は困窮する実家を支え、恋とは縁遠い。二人は知人の結婚式で偶然出会い“一夜”を過ごすが、後日、仕事相手として再会し…。欠けた心を抱えた二人が戸惑い、傷つきながらも歩み寄っていく道のりの痛みと温もり。他者と共に生きることのいとおしさに満ちた傑作長編小説。
日常にある「なぜ?」「どうして?」は経済学で説明できる!「こんなに働いてるのに、なんでオレの給料は安いんだ!」「年金なんて払い損じゃないの?」「サブスクリプションサービスってほんとにトク?」「結局、家って買ったほうがいいの?」などなど、生活をしているとたくさんの疑問が浮かぶものです。みなさんのそんな疑問に、日本テレビ系列の情報バラエティ「スッキリ」でおなじみのコメンテーターが「経済」をベースにやさしくスッキリ答えます!
温泉付き別荘の探し方から田舎物件の処分の仕方まで、田舎暮らしの気になっていることがすべて分かります。