伝達の手段としてパースは、たいへん大きな役割を果たします。ここでは、パースの中で、インテリアに焦点を絞って、簡単で効果的な手法を紹介し、いろいろなプレゼンテーションのシーンで、パースの有効な活用がなされることを望んで編集されたものです。
本書の内容は、著者と親交のある関西在住ないしは関西出身の美術家達との交遊録である。そして、その情感のこもった交遊を通して、美術家達の創作の空間を透視した著書である。
これからの空間づくりに役立つ情報をもりこみました。日本で初めてのディレクトリーです。
言葉に「躓く」という全意識を賭けた身読の果てに開示した、漱石の秘めたもう一つの世界。本格的な近代小説の最初の作品といわれながら、謎を残したまま中断された漱石最後の作品『明暗』を解体し、漱石が巧妙に構築した「象徴的意味」をその細部に読み込みながら明らかにする画期的論考。
敗戦後の混乱期に、新生日本文学の旗手として、伝説的光芒を放ち、時代を駆け抜けた巨星の代表的論考を一巻に集成。祖国と人間への愛につらぬかれた不滅の名評論に全集未収録作を含めた決定版。
これまで、工業製品や環境のデザインは、とかく「人目を引く魅力的な」形づくりに重点を置き、実際に使う人と物との現実のかかわりを忘れがちだった。その結果、高齢者層にとって不適当な製品環境というものが問題となってきている。この本は、高齢化と製品環境との関連が引き起こす諸問題を明らかにし、その解決のためにとるべき方法の数々を具体例を通して示している。
花祭とは何か。花祭の何が人々の心をとらえてきたのか-。神の詞・人の声の分析を通しての新しい展開!
第1次大戦中から1920年代前半のパリに集い、フランス音楽の新しい夜明けを告げた若き作曲家グループがあった。ダリウス・ミヨー、アルチュール・オネゲール、ルイ・デュレ、ジェルメンヌ・タイユフェール、ジョルジュ・オーリック、フランシス・プーランク…彼らは、ムソルグスキーらの「ロシア5人組」になぞらえて、「フランス6人組」と呼ばれた。当時のベル・エポック風な、まだ至上主義的な芸術風潮を批判し、彼らは、古典に立ちかえると同時に、より簡素でストレートなもの・民衆のなかに生きつづけるユーモアと知恵に目を向け、つぎつぎと新しい音楽を生みだしていく。いま再び注目を集める「6人組」の活動を、生きいきと浮かび上がらせた労作。
受け身の講義学習でなく、研修員が楽しみながら、自ら考え、体験して覚える、ゲーム学習法。