モノが売れない時代でも一流の営業マンは売りまくる。彼らは、絶妙なタイミングで商品を薦め、必殺の決めゼリフを持ち、いつの間にか絶大な信頼感を勝ち取り、さらには「あなたは特別な人だ」と自尊心をくすぐりながら相手を気持ちよくさせ、必要のないモノまで買わせてしまう。商品説明などしなくとも、顧客は満足し、騙されたと訴えることもない。詐欺師と一流の営業マンは紙一重。十倍買わせる、きわどい営業のコツと心得を伝授。
桜の森の満開の下は怖ろしい。妖しいばかりに美しい残酷な女は掻き消えて花びらとなり、冷たい虚空がはりつめているばかりー。女性とは何者か。肉体と魂。男と女。安吾にとってそれを問い続けることは自分を凝視することに他ならなかった。淫蕩、可憐、遊び、退屈、…。すべてはただ「悲しみ」へと収斂していく。
紀元前九世紀以降、イタリア中央部で繁栄し、ローマ帝政期に衰退した先住民族ーエトルリア人については、いまだ謎が多い。本書は、近年着実に発展をとげたエトルリア学の研究成果と現況を解説する。重要な関連事項や、エトルリア語解明に関する、監修者による「解説」も収録。
1975年9月1日に私家版として発行された同名書籍の新装版。準三の急逝した1969年から6年間かけてつくり上げられた。
市中で辻斬りが頻発していた。死体の斬り口を見た咲花堂の上条綸太郎は、得物が上条家から徳川家康に奪われた三種の神器の一つ“宝刀・小烏丸”ではと疑う。一方、老中・松平定信も、自らが将軍になるという野望のため、小烏丸を狙っていた。三つそろえば世を変革するといわれる三種の神器を巡る攻防の行方は…。刀剣目利きシリーズ堂々の完結。
「月の夜には、どうぞ夜空を見上げて下さい。」はかなくも美しい、日本最古の創作物語。
一本のスプーンから、遺影用の写真まで世界あちこちの町角で、近所の商店街で、インターネット通販で、生協のカタログで、見つけて「心底ほれたーッ!買ってよかった!」36アイテム。
76〜77年に日本テレビ系にて放映された人気ドラマ・シリーズの第2弾。下町の料亭を舞台に、萩原健一演じる板前のサブと彼をとりまく人々の人間模様を描いた作品。脚本は倉本聰。
76〜77年に日本テレビ系にて放映された人気ドラマ・シリーズの第2弾。下町の料亭を舞台に、板前のサブと彼をとりまく人々の人間模様を描いた作品。脚本は倉本聰。
76〜77年に日本テレビ系にて放映された人気ドラマ・シリーズの第2弾。下町の料亭を舞台に、萩原健一演じる板前のサブと彼をとりまく人々の人間模様を描いた作品。脚本は倉本聰。
「だれかのために、いっしょうけんめいにしたこと」ミユは、このしゅくだいをおわらせるために、ドールハウスをつくるハルカおばさんのところへてつだいに行きました。ところがミユのちょっとしたいたずらで…?小学1〜3年生向。
「フランスの行動」を意味する右翼団体ーアクシオン・フランセーズは、一九〇五年に誕生した。国家再生のために王政復活とカトリックの堅持を主張し、二十世紀フランス政治思想に刻印を残す。その盛衰をたどるとともに、ヴァチカンとの関係や、第二次大戦後の右翼思潮への影響についても解説する。
気味の悪い虫を好む姫君を描く「虫めづる姫君」をはじめ、今ではほとんど残っていない平安末期から鎌倉時代の短編10編を収録した作品集。姫君と間違えて祖母を盗んできてしまった男の失敗談や浮気男が元の妻の許に戻る話などを収める。「滑稽な話」「しみじみした話」「状況が面白い話」「もどかしい話」「微笑ましい話」「あきれる話」と、おもむきを変えながら、人生の一こまを鮮やかに描き、その魅力と味わいを存分に楽しめる。
英語やほかの言語ではできないデザインや遊び心のある日本語でデザインされたロゴ。
娘が教えてくれたのは、今日一日を大切に生きることー。のどかな田舎暮らしで出会う心弾むエピソードをしなやかに綴る珠玉のエッセー。
ファンの間では通称“青ジャケ”と呼ばれる1975年発表のベスト盤をリマスタリングCD化。「神田川」「妹」「22才の別れ」など、邦楽史に残るヒット曲から、「ひとりきり」といった隠れた名曲までを収録している。