既存の在来工業研究からは、その産業に従事し、その地域に暮らす人々の姿がはっきりとは見えない。工業の仕組みがわかったところで、地域のことがわかったことになるのであろうか?在来工業と地域の接点はどこにあるのだろうか?在来工業の研究は、子どもの時に著者が抱いた疑問に答えうるのだろうか?著者はこれらの疑問を解明するべく、修士論文以来、おもに石川県輪島市の輪島漆器業と富山県井波町の井波彫刻業を対象に研究を続けてきた。本書は、それらの成果をまとめたものである。
編者たちは全国の地形レッドデータ作成にむけて、まずは関東・中部地方から選定作業を始めた。本書では、選定のすすんでいる神奈川・新潟・富山・山梨・静岡の5県に加え、第1集ではリストのみで解説の付されていなかった北海道の情報を一部加えた。
初期の代表作「海の博物館」(1992)から近作「日向市庁舎」(2019)まで技術やシステム、構造、設備、デザインのすべてを網羅した断面矩計図を中心に、プロジェクトの最重要と位置づけられた図面のみで構成された、全18作品。描き下ろしのドローイングも収録。
本書に収録した「合戦」の時代的範囲は、応仁の乱(応仁元年・西暦1467年)を上限とし、大坂夏の陣(元和元年・西暦1615年)までの、およそ150年間の文献に現れる合戦を対象とした。
富山県の神社祭礼、年中行事を解説。月日を追った神社祭事暦、国・県・市町村文化財一覧つき。
本統計は、各都道府県が発表した観光地入込客統計を、日本観光協会でまとめたものです。
本書は現代イギリス憲法の変動過程について、特にサッチャー政権の時代を中心にして、近代イギリス憲法の諸原理、とりわけ「国会主権」と「法の支配(特にそのコロラリーとしての市民的自由)」の原理が動揺して、その代わりに「成文硬性憲法典」の制定や「人権概念」の導入が言われて、実際にもブレア政権下で一部実現していく、その過程を追うものである。