過疎の村が“子どもの遊びの村”に変わった。廃屋を大人からの隠れ家にした子どもたちは、乱暴にたくましく「子ども国」建設をはじめた。丸太小屋をつくり、山や川でイタズラの限りをつくす子どもたち。それを見守るひとりの青年教師。教育の管理が強まる今、教師・親にこの自然自由教育の実践を贈る。毎日新聞郷土提言賞受賞。