異世界に迷い込んでしまった少女を描いた『花とゆめ』掲載の、ひかわきょうこ作品のドラマCD三部作の第1段。ひかわ作品だけに、シッカリしたドラマ構成で安心して楽しめるアルバムだ。ただ原作自体が現在進行中だけに、どうまとめるか……。
落語はキャラがおもしろい、だから噺がおもしろい。笑いのツボが見える古典落語60席。
21枚のアルバムを収めた来生たかおのCDボックス・セット。キティ時代の18枚のオリジナル盤に、ポール・モーリアやギルバート・オサリバンとのコラボ作、他アーティスト提供の楽曲をコンパイル。「夢の途中」をはじめ、名曲が満載だ。
2007年下半期放送のNHK朝の連続テレビ小説のオリジナル・サウンドトラック。ダイナミックなフルオーケストラ・サウンドの中で、人間味あふれるメロディが優しく心に響く作品。ピアノ演奏の2曲は松下奈緒によるもの。
天満天神繁昌亭で行なわれた高座を収める現役落語家シリーズ。第4弾となる本作では、上方落語会でもっとも多くの会を運営している“京の噺家”こと桂米二をピックアップ。2008年2月に行なわれた独演会から「けんげしゃ茶屋」「寝床」を収録している。
昭和の電気吹き込みSP盤から珍しい音源を集めている。明治・大正期に活躍した五代目三升家小勝から四代目小さん、初代桂春團治、五代目笑福亭松鶴……など名前だけ知っている名人たちの噺を聴ける。弟子筋の噺家に引き継がれた口調を思い出す場面もある。
新作イメージが定着していた昇太による、古典落語を中心にした噺を聞かせる2005〜2006年のライヴを収録。昇太ならではのハイ・スピード口調による「寝床」では奇想天外な展開を見せ、もはやシュールな新作へ変質。秀逸な「落語家漁業説」でも場内を沸かせる。