貧富を問わず患者の看病にあたる鎮水のもとで医師修業を積む庄十郎。一方で兄の甚八は大庄屋を継いでいた。あの一揆騒動から二十六年、身を挺して増税を撤回した稲次家老は病に倒れた。度重なる不作、飢饉、人別銀。再び百姓に困難が降りかかるとき、怒りの矛先は甚八のいる大庄屋へ向けられた。時代のうねりの中で懸命に慈愛の心を貫こうとする青年医師の目を通して市井の人々を見た歴史大作。
学校で習う→家で反復のサイクルが最強!1〜6年・算国理社成績トップになる学習法決定版!
リンクスはマリエラを守り、地脈に還った。残された者は自らの無力を嘆き、友の死を乗り越えられずにいた。-哀しみにくれる『木漏れ日』に迫る、人ならざる強大な魔力にも、気づくことはなかった。200年の眠りから覚めた『炎災の賢者』の正体とは?『迷宮都市』を襲う『錬金術師誘拐事件』の目的とは?-そして明かされる、『迷宮』と『エンダルジア王国崩壊』の真実!!
量と単位のしくみが早見表でよくわかる。長さ、速さ、重さ、寿命…世の中ぜんぶくらべてみよう!!観察する力、比較して考える力が楽しく身につく!
平成30年度実施全都道府県10ブロック全1200問。厚生労働省「試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)」に準拠。
元極道の辣腕社長・大地と父娘同然に暮らしていた心花。日増しに募る恋心を抑え切れず、想いを伝えようとすると言葉を遮るようにキスされて!?「好きだ。もう絶対に手放さない」胸を揉まれ頂を吸われると甘い痺れが走る。雄の滾りで貫かれれば激しい快感に襲われー。「俺んとこに嫁に来い」ぶっきらぼうだけれど情熱的なプロポーズに幸せの涙が溢れる超年の差溺愛!
“先天性獣化症”というめずらしい症状のため、狼のような姿で生まれてきた祭は、人と違うことで偏見の視線を受けながら育ってきた。それでも、母や弟たち家族は皆優しく、友達も少なからず居る。社会の中で心に刺さる棘を時折意識しながら、それでも大学生になるまでまっすぐ生きてきた祭。そんな祭はある日、家庭教師のバイトで高校を中退し引きこもっているという、弟と同い年の少年・哲平と出会う。自分に対し偏見も持たず、気後れもせず、まっすぐ向かい合ってくれるクールだけれど独特な雰囲気を持つ哲平から、徐蕨に目が離せなくなる祭。そして、実は哲平も、人とは違った個性を抱えていると知りー?
2021年5月、世界で食糧危機に瀕している人口は1億5000万人超。こうしたなか脚光を浴びているのが「昆虫食」、なかでも食用コオロギだ。高タンパク・低糖質で繁殖力の強いコオロギの研究をいち早く始めた徳島大学長の野地澄晴さんがその実状を解説する。「コオロギせんべい」の販売から、新型コロナウイルスのワクチンへの応用、延命や再生医療への活用まで、まさに地球を救うと言っても過言ではない、その可能性を探る。
天が村の傍らに与えた恵みとなるはずの筑後川。だがその水は、一滴も村に流れてはこなかったー黙して泣き続けるよりも、身命を賭し、戦って散った方が、いい。川面に響いた五庄屋の悲痛な叫びが、一人の老武士の心を動かした。江戸時代の九州、民の夢をのせた工事実現まで、あとわずか。しかしー絶望に抗う人間たちの猛く尊き姿を見よ。
あくまで映画用のデス・メタル・バンドなのだが、参加しているアーティストが一流のため本格的なアルバムに仕上がってしまっている。しかも画期的なことにデス・メタルなのに歌詞がちゃんと聴き取れる(笑)。無意味に過激な歌詞だが、よい子は真に受けないように!
1960年代に作られた華々しいギフト包装紙の数々をコレクションした一冊です。50年代後半に流行した控えめなアーストーンや幾何学的図形から、60年代後半の、なんでもありのサイケなオプ・アート(視覚芸術)パターンまで、当時のデザイン傾向の全体像を凝縮した数々のパターンをご紹介しています。カワイイ子猫、目の回るようなペイズリー、宇宙に住む子どもたち、ずらりと並んだサンタたち、プードルの大行進、その他さまざまな目的や好みに応じた、400以上もの心躍るようなギフト包装紙パターンを掲載しています。
エンダルジア王国は『魔の森』のスタンピードによって滅亡した。錬金術師の少女・マリエラは『仮死の魔法陣』の力で難を逃れたものの、ちょっとした“うっかり”で眠り続けてしまい、目覚めたのは200年後。-そこは錬金術師が死に絶え、ポーションが高級品と化した別世界だった。都市で唯一の錬金術師になってしまった少女・マリエラの願い。それは、のんびり楽しく、街で静かに暮らすこと。ほのぼのスローライフ・ファンタジー、ここに開幕!
日本中に「車道」が作られるようになってから約150年。無数の道が生まれた一方、放棄された道も数限りなく存在する。道が廃れる要因は色々あるが、どんなに栄えた幹線道路であっても、役目を終えれば後は自然に還るだけ。そこには文明社会の道具としての非情が満ちている。そんな「廃道」に情熱を傾ける男が「ヨッキれん」こと平沼義之。全身全霊を込めた探索と、詳細な文献調査、膨大な蓄積からの考察。あまりに莫大な文章量と写真数から書籍化は不可能と思われたWEBサイト「山さ行がねが」が、ここに新たな読み物として誕生!