なにもあきらめなかった住まいづくり16の家族とパパママハウスの物語。
母は死に場所を探して娘の部屋にやってきた。夜の街が生んだ才能・鈴木涼美のデビュー中編。第167回芥川賞候補作。
鎌倉で辻説法をしていた僧侶・日蓮は、やがて他宗派への攻撃を強め「立正安国論」を唱える。幕府が法華経を用いなければ、国内の災害が続き他国からの侵略を受けると予言したのだ。日蓮に仕えていた見助は、その耳目となって予言を確かめるため、九州の対馬に一人で赴くことに…。
「良い」アートって何?どう鑑賞すればいいの?アーティストとして生きるには?…大衆の人気、権威たちの評価、マーケット論理などが渦巻く現代のアートワールドを、ターナー賞アーティストが手引きする軽妙で痛快なインサイダーガイド!
妻が家を空けた夜。カンビールを取り出し、はらがへった、さてツマミは何にしよう?-そんなときは勘とイキオイだけが頼りの料理のはじまり、はじまり。玉ねぎともやしはいいやつだ。フライパンだってやるときはやる。男の料理だ、なめんなよ。古今東西うまいサケと肴のあれこれと、食の風景にまつわる素朴なつぶやきがたっぷり詰まったシーナ節全開の絶品「旨い物」エッセイ。
W・バロウズ、A・ギンズバーグら、ビート世代の肉声で綴る、ビート・ジェネレーションの旗手で、『路上』の作家、ジャック・ケルアックの生涯(ハートビート)。
本書は、ほとんど毎日新幹線を利用する著者が、特にその中でも利用回数が多い東海道新幹線の車内でひらめいたこと、あるいは車内や車窓で発見したことを中心にまとめた。また出張などで利用された時に役立ちそうな新幹線乗りこなし術もふんだんに盛り込んでいる。
「物理実験書」のイメージを変えたバイブル的本書が再登場。奇想天外で、本質にせまる実験の宝庫。元祖おもしろ実験。
ホリス・ウッズとはひとりの赤ん坊が捨てられた場所、その赤ん坊の名前。芸術家で今は十一歳の少女。里親から里親へたらいまわしにされたホリス・ウッズは、山のようにめんどうをおこす子。家族になろうと申し出たリーガン家からさえ逃げだした。けれど、老いた彫刻家ジョージーとのふたりだけの生活を望み、冬の山荘に隠れ住みながらも、ホリスの心は、みずから去ったリーガン家のスティーブンやおやじさんたちとの夏の日々にもどっていく。その忘れがたい数々の瞬間の意味を、描きためた絵の中に見いだしながら。2003年ニューベリー・オナー賞受賞。
無機的物質と有機的生命が、分かち難く絡み合う、かくも美しき、世界の断片。時代の欲望と絶望の中で、置き去りにされた、十七の廃墟を巡る、紀行の断章。
「北海盆唄」「越中おわら節」から「めんそーれ沖縄」まで、日本各地の盆踊り曲を集めたお買い得なコンピレーション。夏の定番曲が満載されているだけでなく、全曲の振付解説も付いている。
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「どうしてあの人はお金持ちなんだろう。それほど給料も違わないはずなのに」という人、あなたの隣にいませんか?彼らは爪に火を灯すようなケチケチ生活をしているわけではありません。むしろふつうの人よりも豊かで充実した生活を送っているのです。本書では「なぜかお金がたまる人」の習慣を徹底的に紹介。お金に対する正しい価値観と常識が身につき、目からウロコが落ちる本。