ポーランド出身のユダヤ人画家アーサー・シイクの義憤。漫画を武器として、その怒りはヒトラーのみならず、ヒロヒト天皇にも向けられた。シイクの作品、カラー44点、モノクロ142点満載。
35億年以上前に海の中で生まれた、地球上の生命の源である魅惑に満ちた海の世界を、「海底のグランドキャニオン」「衝突する大陸」「恐竜の死滅」「ラッコの生態的役割」など、海に関する多様なテーマごとに、詳細な海底地形図や用語解説、豊富な図版とともに紹介する『読む百科事典』。
高レベル放射性廃棄物はどこに処分されるのか。難航する処分場選び。全国で最終処分場ノーを!市民のための最終処分場拒否チェックリスト掲載。
平城宮・京の研究成果を約650の項目にまとめた初の総合事典。奈良時代全体の理解を可能にする多角的な視点。500点を超えるカラー、モノクロ図版を掲載。巻末には理解の助けとなる付録と約1400項目の索引を完備。
岐阜放送テレビで毎週日曜日に放送している「忙中閑談」は、1992年4月に始まり、2000年4月で8年が経過しました。この間に番組に登場した出演者は、約四百人にのぼります。番組では、岐阜県を代表する会社の社長から、芸術家、学者、文化人など、幅広い分野の人々が登場し、その人の人生観・経営哲学・趣味の世界などをお聞きし、その人柄や隠れた横顔などを紹介しています。視聴者の皆さまから番組に対してさまざまな意見が寄せられていますが、その中にせっかくの番組を一回の放送で終了するのは勿体ないという意見が数多くあります。そこで、このほど1998年10月から1999年9月の一年間の番組内容をまとめて出版する運びとなりました。
スーパーの清涼飲料水に青酸を入れた。-事件の発端は警視庁へのこの謎めいた電話だった。真偽のほどはともかく、電話の男が名のっているのに無気味な予感を覚えた警察は、極秘に捜査を開始、ほどなく当人を探し当てたが、すでに男は自殺していた。同じ頃、警視庁捜査1課の柏木冴子刑事は、金華山山頂で起った殺人事件を岐阜県警と追っていた。そして、重要参考人として浮び上った名前が、都内で自殺した男のそれだった。東京と岐阜でほぼ同時に発生した二つの事件の接点は何か。複雑に絡みあった事件の裏に密められた怨念とは…。書下し長篇警察小説。
ライバルの死と引換えに得たノーベル賞。先端医学の独走がもたらした闇を暴く。第3回日本推理サスペンス大賞佳作。
大切な人に贈るメッセージブック。55人による明日へのヒカリの言葉。やさしい陽だまりを届けます。
楔形文字の発展、中国と日本の複雑な表意文字、いまだ解読されていないイースター島のロンゴロンゴ、カフカス地方やサハラ砂漠以南の文字、西洋のアルファベット、アラビア文字、豪華な彩飾のケルズの書、活版印刷の登場、マルチメディアにいたるまで。文字研究の第一級の専門家たちが、豊富な図版とともにわかりやすく解説する、世界の文字をめぐる壮大なドラマ。
伝統的な織物に魅了された著者が、各地を訪ね、衣服や装飾品の多様性や、人々の生活に密着した染織技術を記録。模様や色、形に込められた意味や民間伝承も紹介。衣服や装飾品はもとより、染色工房の親方や針仕事にいそしむ女性たちなど、少数民族ならではの生き生きとした表情をとらえた約700枚のカラー写真を掲載。イラスト画で民族衣装の細部を解説。巻末に用語解説、索引を付記。
切ないけれど愛おしい犬たちとのいのちの時間。