分裂病と覚醒剤中毒の治療・研究に成果を上げている、南仏マルセイユの大学病院解剖実習室で、首なし死体が発見された!だが、被害者とおぼしき元患者のカルテは消えている。疑惑を抱き、調査を始めた日本人精神科医・水野の周囲で次々に起こる、不可解な事件。暗号名“カシスの舞い”の意味するものは。そして、脳研究所で行なわれている実験とはー。戦慄の医学ミステリー。
本書では数ある日本の道の中から、誰もが安全に走れ、美しい風景を楽しめるよう、独自の基準で絶景に出会える道100本を選び、収録。観光道路や有料道路が中心であるが、国道や県道でも絶景が見られるものは積極的に選んだ。また、走ることよりも美しい風景に出会える道を中心に紹介した。
鮮烈な出会いと別れから五年。亡き恋人・達士との思い出を求めて菅生連山を訪れた、草野市議の俊子。しかし、そこで見たものは巨大なごみ処理センターの工事で変わり果てた山の姿だった。美しい山を守るため、友人の真紀や医師の慎一たちとともに立ち上がった俊子だったが!?『空夜』に続く長編問題作。
しあわせを運んでくれる天使のために、肌にやさしい素材でつくる、かわいい小物と手縫いの服。針と糸を手に取るのは久しぶりだけど、心をこめて、ちくちく、ゆっくり、ひと針ずつ。やさしい時間を積み重ねて、はじめての手づくり。
食いしん坊であり、お福分けが大好きな著者が、“わたし好み”のとっておき100品をシーン別に紹介。おいしさは確認ずみ。種類別・価格別インデックス付き。
東京、横浜で相次いで起こった、高齢の資産家の殺人事件。岐阜羽島の研究所で、百五十歳までの延命を研究する謎のドクター。殺人と長寿、相反するふたつが繋がったとき、衝撃の事実が明らかに!十津川警部が不老不死の謎に挑む、最新トラベルミステリー。
名門・葛城家の規律が煩わしくて家を離れ、東京で文芸誌の副編集長をしている葛城。そんな彼のもとに、葛城家の使用人の諒が上京してくる。不幸な生い立ちから葛城家にとらわれながらも、凛としてひたすら仕える諒の姿が好きだった葛城。一方、諒もまた葛城のことを慕っていると知り、お互いを求める気持ちが募る二人、しかし、このままでは身分の違いからお互いが離されると感じた葛城は、諒を自由にするため、人生を捧げた賭けにでるが…。
父が遺した古いアパート「扇荘」を管理する時子。初婚は死別、再婚は2年で破綻。今は、老人介護のパートのかたわら、母の代わりに、家賃の集金や住人のトラブル処理に気丈に応対する日々だったが…。「このままずっと独りなのかしら…」そんな時子の前に、“彼”は現れた。忘れていたときめき、ゆれる想い、幸せの予感、あふれる涙。38歳、老いた母を助けて暮らす女性を描いた、感涙の物語。
※下記特典は終了いたしました Lantis presents ホワイトDayフェア対象商品
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(1点お買い上げにつき1枚)
※お買い上げいただいたアーティスト商品に、対応する特典のお渡しとなります
【対象アーティスト】
寺島拓篤
GRANRODEO
SCREEN mode
喜多修平
※特典はなくなり次第終了となります。予めご了承ください。
代々、使譯(通訳)を務める“あずみ”一族の子・針は、祖父から、那国が漢に使者を遣わして「金印」を授かったときの話を聞く。超大国・漢の物語に圧倒される一方、金印に「那」ではなく「奴」という字を当てられたことへの無念が胸を衝く。それから十七年後、今度は針が、伊都国の使譯として、漢の都へ出発する。
南から吹くやわらかい風、“凱風”。神戸の一隅にその名を冠した著者の自宅兼道場「凱風館」が竣工した。この手で道場をつくりたいと願い、「宴会のできる武家屋敷」を目指した思想家・武道家の家づくりの哲学とはー書斎、合気道稽古、能舞台、寺子屋学塾、安眠…住まうことは生きること、教育の奇跡を信じ、次世代への贈り物としてウチダタツルが考え抜いた「住まいの思想」。