岐阜放送テレビで毎週日曜日に放送している「忙中閑談」は、1992年4月に始まり、2000年4月で8年が経過しました。この間に番組に登場した出演者は、約四百人にのぼります。番組では、岐阜県を代表する会社の社長から、芸術家、学者、文化人など、幅広い分野の人々が登場し、その人の人生観・経営哲学・趣味の世界などをお聞きし、その人柄や隠れた横顔などを紹介しています。視聴者の皆さまから番組に対してさまざまな意見が寄せられていますが、その中にせっかくの番組を一回の放送で終了するのは勿体ないという意見が数多くあります。そこで、このほど1998年10月から1999年9月の一年間の番組内容をまとめて出版する運びとなりました。
スーパーの清涼飲料水に青酸を入れた。-事件の発端は警視庁へのこの謎めいた電話だった。真偽のほどはともかく、電話の男が名のっているのに無気味な予感を覚えた警察は、極秘に捜査を開始、ほどなく当人を探し当てたが、すでに男は自殺していた。同じ頃、警視庁捜査1課の柏木冴子刑事は、金華山山頂で起った殺人事件を岐阜県警と追っていた。そして、重要参考人として浮び上った名前が、都内で自殺した男のそれだった。東京と岐阜でほぼ同時に発生した二つの事件の接点は何か。複雑に絡みあった事件の裏に密められた怨念とは…。書下し長篇警察小説。
ライバルの死と引換えに得たノーベル賞。先端医学の独走がもたらした闇を暴く。第3回日本推理サスペンス大賞佳作。
社交界にデビューしたばかりのヴァレリアに、フランス人公爵との縁談がもちあがった。ヴァレリアはかれのシャトーを訪れることになり、兄のアントニーとともに南フランスへ向かう。ところが、アントニーは妹を強引に説きふせ見合いの前に、評判のカンカン見物をしようとピアリッツに立ち寄った。変装をして出かけたダンスホールで、ヴァレリアはレイモン・サヴァンと名のる伯爵に出会う。
人気ジャズ・ミュージシャンのフレッドは、妻レネエの浮気を疑っていて、夫婦仲がぎくしゃくしている。ある日、彼らの元へ一本のビデオテープが届けられた。差出人は不明。それは彼らの家の外観を写したものだったが、次にきたテープには、ベッドで寝ている二人が写っていた。だれかが侵入したに違いない。だが、いつ、どうやって?そして新たなテープには、レネエの切り刻まれた死体と、血を浴びて顔を歪めたフレッドの姿がー。デヴィッド・リンチ監督のパワフルで衝撃的な超話題映画の完全ガイド。
大切な人に贈るメッセージブック。55人による明日へのヒカリの言葉。やさしい陽だまりを届けます。
本書は著者の旅の記録集であり、情報集であり、写真集でもある。旅の写真もシルクロードから辺境の地へと、そして風景から子どもへと変わっていった。今では、旅に出ると必ず子供たちの中へと入っていく。異国の地にあっては、子供は可愛らしいだけに心の安らぎを覚え、安心感を与えてくれるとともに情報も与えてくれる。そして、その子供たちがふと見せる「心の風景」に感動を覚え、カメラを向けるようになった。
四間飛車をはじめとして、ツノ銀中飛車、升田式石田流、攻める向い飛車の4つの戦い方をやさしく解説。
オセアニアの腰巻衣や鳥の羽根のマント、イヌイットの毛皮や腸皮のパーカーなどの防寒服、北米・南米先住民の貫頭衣やポンチョ、高地アンデスの多様な染織品、アフリカ独自の染め織りやビーズ細工など…民族の伝統が今も息づく、装いの世界探訪。