人間には左右差があります。外見や内臓の位置のような形態上の違いだけでなく、いろいろな能力にも左右差があります。手だけに限らず、足にも、眼にも、耳にも能力の左右差があります。能力の左右差、つまり「利き」とは、そもそも何なのでしょう?なぜあるのでしょうか?なぜ人によって違うのでしょうか?本書は具体的な例をあげながら、さまざまな「利き」について解説していきます。そして、「利き」を支配していると考えられる、人間の左右の脳と、その働きの違いの秘密に迫っていきます。
面白く軽妙な短篇を中心に注目の第三弾。「私を独りにして」ある日突然妻が言う。うろたえる夫。作品はさながら「孤独の実験室」。映像のように流れる言葉が現代の孤独の諸相を洗いだす。
鏡の世界から宇宙の果てまで、「左と右」の不思議な冒険の旅。読み出すとやめられない面白さ。世界的ベストセラーの大改訂版。科学読物の最高傑作。
左利きは9年も寿命が短い。なぜか?カナダの心理学者が発表した衝撃の書。
生きものは「謎」のかたまりです。利き手と脳にはどうして深い関わりがあるのか。かかりにくい病気とかかりやすい病気があるのはなぜか。本書は、生命体・人体の不思議な現象や、さまざまな特徴的な行動の本質に、コミュニケーションの謎、脳の謎、免疫の謎などの「なぞ解き」をとおして迫ります。
ミステリーの中での化学物質は、必ずしも毒物として使用されるのみとは限りません。いろいろなミスリーディングの種や仕かけとなったり、重大な謎を解くための手がかりが、そっと隠されていたりして、華やかではありませんが、重い役割を課せられていることも少なくないのです。
本書は、著者が大阪教育大学心理学教室に在籍していた20年あまりの間に収集した左ききあるいはきき手に関係する文献と著者が行ってきた研究をもとに、左ききに関する研究をまとめたものである。
ショウは、いやだといったことがありません。おかあさんのおてつだいもよくします。ある日、レフティKとなのるネコにあいました。レフティKは、ショウが、すこししょくじをわけてあげるかわりに、ボディガードになってあげるといいます。
チキンは左足の方がうまい!時計はなぜ右回り?大人の顔が左右非対称な理由…など森羅万象がもつ不思義な話に右往左往しないための左右確認本。
甲子園球児の降旗佳巳は私立聖恭学園高校の2年生。スポーツエリートだが、成績はよろしくない。そんな年下の佳巳を、プロゴルファーの伏見真城が見初める。佳巳の、ゴルファーとしてのセンスとたくましさ…。その日から佳巳と真城とのゴルフと恋のレッスンが始まる。長谷川・内田の初コンビ、キララノベルスに鮮烈デビュー。
ちょっと難しそうで手に取りにくかった『理科年表』は、実はアッと驚き、へーッとうなる面白話の宝庫。理科嫌いも直っちゃう!絶対零度-273.5度ってどんな世界?赤道直下と北極とでは体重が変わる!世界でいちばん血圧の高い動物って?知らなかった驚異の自然界へようこそ。
「左利き」を見捨てると、地球が割れる!!あなたは右利き?それとも左利き?右利きなら、この本で、「右利き社会」の中の少数派たる左利きのことを「実感」的に知ってください。左利きなら、黙って読んでみてください。「左利き」にもっと愛を。
相撲の控え席で出番を待つ力士たち、ベンチで試合のゆくえを見守る野球監督-。彼らはよく腕を組んでいる。人が指を組んだり、腕を組んだりするしぐさは、脳の動きと連動している。たとえば、左を上にして組むのは潜在的左利きであって、右脳(非言語脳)のはたらきが強い証拠。瞬時の判断が要求されるスポーツ選手には、このタイプが多いというが、果たして…。人のしぐさと脳の関係から性格やクセがいかに形成されるかを解き明かす。
きき手社会の少数派、サウスポーたちはモノごころついたときから不便と向き合い、それどころか「無礼」「不作法」ましてや「不浄」の汚名を着せられたり、「矯正」という試練を乗り越えたりと、多くのストレスのなかで生きているのです!その社会の深層に深く切り込む!とまではいきませんが、多くの左ききが心に秘めたモノゴトを集大成させたのが本書の中身です。
あなたは左利きかも…あるいは両利きかも知れない!?子供の能力を伸ばすには利きの動作識別をすることが大切です。
不思議なことにニュートリノは左巻きスピンのものしか発見されない。この世界と「鏡の中の世界」との対称性の破れに密接にからむ「弱い力」のなせるわざだ。物理学者を悩ませ続けた「弱い相互作用」の複雑なしくみをわかりやすく解説する。
本書は、緑色が目にいいってホント?朝の果物は金ってホント?語学力は幼児期に身につくってホント?等々、人間の心と体と生活にまつわるありとあらゆる常識、定説に対して、ちょっと待って、ホントにそうなの?と疑問をぶつけ、検証したものである。まず、著者が科学的なバックグラウンドを調べ、その道の専門家に取材し、できるだけ最新の科学的根拠、調査結果を示してもらって、その時点でのホント、ウソの程度を明らかにしようとした。