都市社会の基底に存立する町・街の社会構造と、そこで生を営んだ人々のソシアビリティのありかたをめぐる歴史的様相についての探索と比較の試み。
戦後65年、だがその音楽史は、いまだその多くが「見えない歴史」に閉ざされたままである-音楽批評/研究の最前線を牽引する著者が、尖鋭な方法意識と緻密な資料渉猟を踏まえ、驚くべきスケールで描き出す、決定版「戦後音楽史=論」1200枚がついに誕生!GHQの音楽政策、うたごえ・合唱運動、十二音技法、オペラ、映画の音楽、放送、批評など、多彩多様なテーマ群に、刺激に満ちた数々の発見を通して肉薄していく。もう本書なしに、日本の現代音楽は語れない。
日本の企業間取引関係は特殊なのか?市場性と組織性の絡み合いの視点から日本の素材・部品・機械産業の企業間取引の歴史を日米比較を交え、徹底分析し実像に迫る。
1827年(文政10年)に同時に刊行された、本草・博物学の名著。本書は本邦初の完全復刻である。『草木性譜』は代表的な草本45種を選び、天・地・人の3巻から成る。図はいずれも力作で、水谷豊文、大窪昌章などが描き、その資料的価値も高い。『有毒草木図説』は毒性のある植物122種を選び、前後2編・附録の2巻の構成である。有毒植物に関するまとまった図説としては本邦初のものと言える。繊細な線画を特色とし,植物の形態を正確に写している。
本書では、米国とイタリアの精神保健モデルプログラムの経験から、キャプランの「予防精神医学」以来の地域精神保健活動の発展を体系化し、公衆衛生の精神保健活動がめざしているものを解明していく。