辛く切ない大失恋のあと、剛から海の見えるマンションを見せられて、つい「結婚、する!」と叫んでしまった乃里子、33歳。結婚生活はゴージャスそのもの。しかし、金持ちだが傲慢な剛の家族とも距離を置き、贅沢にも飽き、どこかヒトゴトのように感じていた。「私」の生活はどこにある?田辺恋愛小説の最高峰。
生きにくい世の中である。不況、雇用不安などの外圧もさることながら、個人の内部に深く根差した、生きるための目標、足場の固め方までもが見えにくくなっている。だけど、しょせん人はこの身と心で生きてゆくしかない。それならいっそ、ものの見方をがらりと変えて、もっと楽に生きるための思考法を身につけてしまおう。作家にして禅僧である著者が、禅語をもとにその世界観をひもときながら、「今」「ここ」を充実させるための様々な智慧を、坐禅なしに伝授してしまおうという画期的にしてフラチな人生指南&禅入門の一冊。
頭がやわらかければ、小学生でも解ける脳トレ問題。東大サークルAnotherVisionによる「あっ」と驚くひらめき問題がこの一冊に。書籍オリジナル問題も収録!
メール処理や事務作業に時間を奪われ研究する時間が十分に取れない、論文執筆をもっと効率的に進めたいーそんな悩みを解決するのがクラウドサービス。効果的な情報整理で時間を生み出し研究の可能性を広げる活用法を豊富な実例とともに紹介。
これからは、「自分の頭」で考えられる人の時代。「人・本・旅」で学んで「数字・ファクト・ロジック」で考えれば、誰でも「短時間」で成果を出せる!
正確に時間を計る(iPhoneなら時間に正確)、いつも記録を取る(アプリで記録を自動化)、定期的に振り返る(ライフログから次の計画を)。仕事も早起きも学習もダイエットも確実に身に付く3つのコツをiPhoneと実践。
行動しなければ何も変わらない。勉強・片づけ・仕事・運動・ダイエット・早起き、やらなきゃと思っているのに動けないあなたへー今日から「すぐやる人」になろう。
辺境のカーマイン基地に新任の大尉がやって来た。ルシファード・オスカーシュタインー。軍情報部の大物将校を父に持ち、最高勲章三つを胸に飾るこの男は、だが、すこぶるつきのトラブルメーカーだった。誰もが息を呑む凄絶な美貌、そして男も女も惹きつけてやまない奔放闊達な性格。その彼が絶滅した蓮莱人の生き残りである“ドクター・サイコ”サラディンと出会い、運命の物語は始まった!!辺境の惑星を舞台に、遠い未来の伝説が開幕。
源氏はいかにして平家を打倒し、武士政権を樹立していったのか。その解明の鍵は“源源合戦”にあった。また、義経は「戦術」の天才でありながらも頼朝の「戦略」を理解することができなかった。日本人が八百年にわたって錯覚してきた『平家物語』、そして「義経伝説」の虚妄を抉る。
情報が溢れかえっている現代。やみくもに情報収集・整理をしたところで成果は出ない。本書はトップ・コンサルタントとして、そしてビジネススクール教授として活躍する著者が、確実に成果につながる「アウトプットを重視した」知的生産術を説くもの。情報と付き合うための基本スタンスから、独自の情報活用法、各種メディアからの情報収集術、著者こだわりのデジタルグッズまで盛りだくさんの一冊。
大手都市銀行に勤務する夫のヨーロッパ赴任に伴って、現地で料理を学んだユリ子は、帰国後、美貌の料理研究家として一躍マスコミの脚光を浴びるようになっていた。母のアシスタントを務める長女と、有名進学校に通う高校生の長男をもち、母の美味しい手料理に舌鼓をうちながら会話をはずませていたこの家族に、やがて暗い「影」が忍び寄る。ユリ子と雑誌編集長の不倫、夫が遭遇した金融危機の荒波、長男に手を伸ばすある組織…。家族四人がそれぞれに口にはできない“秘密”を抱えていたのだ。家族の崩壊と再生の困難さを、衝撃のストーリーで描いた傑作長編小説。
普通のビジネスマンが“違い”を生み出すには、「知的生産力」を高めればいい。情報収集&整理術、アイデア発想法、読書術、文章力アップから、集中力強化、時間管理法、創造的な環境づくりまで、いつでも・どこでも、すぐにできて効果的な、著者独自の知的生産力トレーニング法を一挙に大公開。
ハイブリッドな書斎情報が「勝手に整理」「量が質に転化する」瞬間「好きなこと」が価値を生む…etc.豊かな人生は「設計」できる。
ネットなどを使って誰もが手軽に情報収集できるようになった現代。すき間時間にSNSを見る、スマホでニュースフィードに流れてくる情報を見るーこうした手軽なインプットの「量」に比例して、集めた情報は本当に「自分のもの」になっているだろうか?専業作家として、日々膨大なインプット、アウトプットを行う著者が教える、学んだ知識を「本物の教養」に変える知的生産術!
母は私を許してくれたのだろうか?夫の誠一郎、盲導犬の茶々とアメリカで暮らす鈴子。岡山にある実家「望月青果店」には、もう5年戻っていない。ふいに訪れた停電の夜ー故郷に置いてきた記憶がよみがえる。捨ててきたはずの故郷と母、交わされた約束。みずみずしくて甘酸っぱい、家族の物語。『レンアイケッコン』以来、3年ぶりの書き下ろし長編。
私たちの日々の悩みは、ほとんどが“考えすぎ”を原因としている。そんな“考えすぎるクセ”を改善すれば、もっとラクに生きることができるはず。本書では本多時生がさまざまな状況での“考えすぎない”方法を紹介する。
濃密な空気が僕を包んだ、あの日。3年半勤めた会社を辞めて、フィルムだけで詰まった重いザックを背負い、なんのあてもなく、バンコクに降り立ったときから、僕の旅は始まったのだー。旅先で出会った幾人もの若者たち。「深夜特急」に飛び乗った彼らは、旅に何を求めたのか。アジアをさすらう若者たちの「いま」を鮮烈な写真と文章で切り取った大ベストセラー・ノンフィクション。
読者を惹きつけ、一瞬でその本の魅力を伝えてしまうーそんな装丁を生み出す著者の発想法とは。これまで手がけた約8000冊から120冊を厳選し、それぞれの本の個性を引き立てる「演出」方法を自ら解説。ブックデザインの第一人者による初の単著。