市民マラソン大会に出ると、30km過ぎから歩いてしまったり、あるいはスピードがガクンと落ちてしまう人がとても多い。みなさん、「毎日5km走っていた」など練習熱心な人が少なくないのだが、ではなぜ走れなくなってしまうのか?その理由は、毎日走っているだけではマラソンの練習になっていないからー。本書では、このマラソン用の練習を説いていく。初めて走ろうと考えている人から、将来フルマラソンを走ってみたいと思っているジョガー、そして3時間台での完走を目標にしているランナーにまで、段階別に伝授。金メダリストたちの練習内容も初公開する。
世界にはどんな人がいて、どんな食べものがあり、どんなにおいがするのかー。パタゴニアの荒野でご馳走になったランチ、フィヨルドの海で釣ったサバのうしお汁、一見生ゴミなセネガルのぶっかけメシ、思わず落涙したアジアの懐かしい味。自転車旅行だから出会えた“食と人”の思い出。単行本に入りきらなかった20話を大幅加筆した文庫改訂版。
旅行雑誌の編集者が殴殺された。物盗りでもなく、人に恨まれることもない。しかし、彼が山手線一周の取材で、車窓から撮影した写真が消えていた。-彼はいったい何を撮ったのか?ここに動機を求めて、十津川警部は乗客の中から目撃者を捜し始めたが…。トラベル・ミステリー三作を収録。一冊で三様の推理の贅沢。
南部の親戚を転々とし日銭を稼ぐなか九年級卒業が近づく。少年は総代になるが、校長の草稿を拒否し自分の演説で押し通す。何を書くか、いかに書くか。白人の図書カードで借りた批評家メンケンの本に文学の可能性を見た、19歳の決断ー北部への脱出。シカゴ行き列車に、自由を賭けて。自伝小説。
「世界最強の特殊部隊」の異名を持ち、国際紛争やテロ事件の陰で活躍する英国陸軍SAS(特殊空挺部隊)。本書は、湾岸戦争から奇跡の生還を果たした元SAS軍曹が、世界各地で展開した極秘作戦を赤裸々に語ったものである。またそこには、実戦によって磨きあげられた戦闘テクニックや最新兵器の扱い方など、第一級の軍事情報が豊富に織りこまれている。その衝撃的な内容ゆえに英国政府から発禁命令を受けた注目の手記。
「Pole to Pole 2000(=P2P)」とは、世界中から選抜された8人の若い男女が、北極から、北米、中米、南米を縦断して、南極までスキーや自転車など人力だけで旅をし、各地で人々と交流する冒険のプロジェクト。2000年4月に北磁極をスタートした一行は、21世紀最初の元旦を南極点で迎えた。日本人として唯一参加した23歳の若者が、地球サイズの旅の中で実感し、発見し、「うーむ」と唸りながら考えたことは。
良家の子息が集う私立青桃院学園は、全寮制のアヤシイ男子校。二学期がはじまると早々に、学園は“青桃会役員選挙”モード一色に。高等部の一年生全員が候補者になるこの選挙。最初は気乗りしなかった剣や朱雀も、自分たちの欲望を実現するため選挙戦に出ることに。ところが、現青桃会会長の御霊寺は、天敵・伊集院の影響力を排除するため、剣の当選だけは阻もうとして…!?男子校コメディ。
介護記録の超入門書。ケアプランに沿った記録が書けるようになる!初級・中級・上級とステップアップ式で学習できる。豊富なイラストを見ながらやさしく理解。状況別での観察ポイントと書くべき内容がわかる。介護記録の適切な表現方法を習得。
枢軸国側と連合国側の間を揺れ動くフランコ政権下のスペインで繰り広げられる激しい情報戦の焦点は、連合国による北アフリカ上陸作戦。英、米、独、スペインの緊迫は高まる。北都昭平は日系人女性杉原ナオミに幻惑され、敵同士となったヴァジニアとの愛のゆくえは絶望的に!?渾身のライフワーク巨編。
「近い将来、自分に万一のことがあったらどうしよう…」ふとそんなことを考えると、誰でもさまざまな不安を覚えざるをえないでしょう。このノートは、それらの「気がかり」を解決する手立てになります。誰でも簡単に記入できるように選択式の項目を設け、解説や記入見本を用意し、実用的で付録も充実。どのような人生を歩んできたのかを記録に残せるだけでなく、今後の人生の指針を立てることにも役立つ。病気や介護が必要な状態になったときにどのように対処してもらいたいか、また葬儀の希望等を伝えられる。いざというときのための「遺言」を残し、財産の整理ができる。大切な人に伝えたいメッセージを書き残すことができ、世界で唯一のプレゼントになる。
誰が彼らを虐待するのか、そして、その支援方法は?本書には、少年たちの被害経験と治療過程がリアルに描かれている。
リストラ、離婚、借金、病気…そんなもん、なんとかなる!無法者一家に生まれた昭和者二人が八方どん詰まりの平成の世に吠える。
このボリュームで、100kcal!?まんぷくなのに必ず痩せる!低カロリーメニュー147品。
内部告発者がもたらしたもの、内部告発者が背負うもの。
難攻不落のベーリング海峡を渡るには、徒歩かカヤックしかない。複雑な潮流や烈風、濃霧という劣悪な環境。ロシア側の上陸許可も下りていない。果敢にも大昔の人々と同じ徒行を試みるも、海峡が凍結せず惜しくも断念。先住民の協力を得てウミヤックで再挑戦するが、プライドの高い彼らとの衝突により、海上でリタイアさせられてしまう…。自然の驚異や先住民との軋轢を乗り越え、人類の英知をかけて進む、壮大なる旅の第3章。