優秀すぎて退屈な日々をすごしていた王太子セシル。ところが宰相の娘バーティアと婚約するや退屈とは無縁な日々が始まる!「セシル殿下!私は悪役令嬢ですの!!」。彼女の繰り出す言葉は理解不能なことばかり。なんでもバーティア嬢には前世の記憶があり、『乙女ゲーム』なるものの『悪役令嬢』なのだという。そんな彼女の目的は、立派な悪役になって婚約破棄されること!?ネットで大人気、異色のラブ(?)ファンタジー開幕!文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
『悪役令嬢』を自称するバーティアと婚約中の、王太子セシル。一流の悪役を目指しつつも、ことごとく空回りする彼女をセシルは面白く観察している。ところがそのバーティアが、あからさまにセシルを避け始めた。いずれは『乙女ゲーム』のヒロインに破れ、セシルとお別れすることになる。そう思い込んでいるバーティアは、別れが辛くならないよう、今のうちから距離を置こうとしているらしくー!?異色のラブ(?)ファンタジー、堂々完結!文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
戦争、革命、テロル、雪解け、崩壊…政治と芸術の緊張関係を活写した波瀾万丈の真実の物語!!!トルストイからソルジェニーツィンまでオールスター登場の豪華絢爛な逸話の数々。
仕事、家、家族、友人、ペット、旅行、お金etc…家族と語り合いながら会話も心もはずむ。平成のできごとや社会も振り返りながら書き込めます。
霊感体質の女子高生・杏は呼ばれるように入ったアンティーク椅子工房「TSUKURA」で霊を祓い、請われてバイトを始めることになった。たまのアレさえ出なければ良い職場で、極悪人顔揃いの職人たちはみんな心優しく親切だ。そして店のオーナーの、死にたがりで人類嫌いで変人美貌のヴィクトールに、杏は不意にときめいたりもしている。そんな時、杏がある椅子に座ってから店にはポルターガイストが頻発するようになり…?椅子談義も楽しい、ふんわりオカルティック・ラブ開幕。
平成の時代、鉄道界は飛躍的な進歩を遂げた。各社は競うように新しい列車を世に送りだし、新幹線と大都市圏を中心に鉄道ネットワークは拡大、駅をはじめとした鉄道施設も一新された。その一方で、平成4年に「のぞみ」でデビューした300系新幹線電車が、後進に道を譲ってすでに引退するなど、30年間の時の移ろいを象徴するようなシーンも記憶に新しい。そんな「平成時代の鉄道の変遷」を、数多くの記録写真を交えて振り返る。
恋愛不器用なアラサー立花凛は、仕事帰りに突然異世界に転移して二年。国王と国境警備団団長から極秘で「ある男への奉仕依頼」が舞い込んだ。ある男とは、実直で勇猛果敢、老若男女問わず魅了する美貌の魔剣騎士オスカー・ガーランド!凛にとっては『二度と会いたくない超絶無礼な男』。-しかもあの部分?え、やらないと命にかかわる?なんで私が!?治療行為と説得されしぶしぶ引き受けたものの、オスカーが見せる艶めいた反応に枯れたはずの凛の心もざわめいて、いつしか『奉仕』にのめり込み、オスカーを激しく攻め立ててー。
小さい田んぼを借りて始める人に。学校田にかかわる人に。農家が読んでもおもしろい!小さい田んぼだからこそ、楽しみながらたくさんとりたい。手間をかけるところにはかけ、ラクできるところはラクをして、100m2 60kgとれる技術を公開。そのコツは、ソバ粕(米ヌカでも可)で草を抑えること。冬は緑肥(レンゲや菜の花など)を育てて田んぼを裸にしないこと。
1941年2月、クリヴィツキーはワシントンのホテルで謎の死を遂げた。1930年代に西ヨーロッパ各地で活動していたソ連の多数のスパイを束ねる諜報機関の長だった。彼が遺した一冊の本がこの回想録である。ここにはヒトラーのドイツや、内戦中のスペインに対してスターリンがとった政策と権謀術数が、ソヴィエト体制内部の現場から証言されている。また稀有な規模に拡大した粛清とその裁判の実態、そこで犠牲となった古参ボリシェヴィキ、赤軍の将軍たちの最後が戦慄をもって描かれている。1939年の刊行後、本書は一時その信憑性を疑われ、著者の実在も否定されていた。しかし今では、スターリンに対する最初の告発書のひとつとして、また現代史の第一級のドキュメントとして評価が定まり、1991年には遂にロシア語版が日の目を見た。半世紀をかけて、クリヴィツキーの影を欧米各地に追い求めてきた訳者による解説がその経緯を物語るだろう。
ひとつひとつの投稿が教えてくれる、戦時下の「出来事」。『暮しの手帖』で原稿募集を行い、一冊にした『戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ』(2018年)の続編。前作で惜しくも選外となった投稿と、「貴重資料」として暮しの手帖社に眠る1967年募集の秘蔵原稿を、半世紀の時を超えて収録。あの日々を生き抜いた体験がここにある。
平成30年余を詳細年表で完全網羅。