20年の歳月をかけ、延べ400人から聞き取った証言で構成する沖縄戦の実相!「鉄血勤皇隊」として戦場に動員された沖縄県立一中生徒は約340名。うち約210名(6割強)が戦没した。14〜17歳の中学生兵士にとって、戦争とはいかなるものだったのか?!“集団の眼”でとらえ、再現する沖縄戦の真実。
「放送の不偏不党、真実及び自律を保障」するのは誰か。それは政府であり日本社会である。だから、礒崎氏のように政権によって放送法の解釈を捻じ曲げたり、放送局に圧力をかけ、コントロールしようと考えることは、放送法の精神に根本から反している。時の政権がどれほど乱暴者であろうと、放送を自分たちの都合の良いように扱ってはならないし、放送局で働く人間は、健全な民主主義の実現のために、圧力に抗い日々の仕事をしなければならない。
東北の山村が「伝統的建造物群保存地区」に国の選定を受けるまでの撮影記録。「こんなもの撮って何するんだ」の声の中、半世紀(昭和42年〜平成12年)シャッターを押し続けてきた。残した江戸時代の草屋根宿場、50年間の執念の蓄積。
昭和20年8月12日北朝鮮の羅津ー。家族とはぐれ、自分たちだけで日本まで引き揚げなければならなくなった若き姉妹二人は、どのように生きたのか。雑草だけの食事、収容所のたらい回し、獣になったソ連兵、決死の38度線突破…。想像を絶する1年と1ヶ月のドキュメント。
夏目漱石の作品を江戸の文学ー読本、歌舞伎や人形浄瑠璃と、欧米文学との交点に生まれたものと捉え、比較文学の手法を用いてその関係性をひもとく。文庫化にあたり書き下ろしのコラムや、参考資料として正宗白鳥の『夏目漱石論』を付録として収載した。
オモテ世界の普通の(?)女子高生なのに、闇世界を治める闇皇・御門の婚約者になってしまった比紗。慣れない皇宮のしきたりだけど、あれこれ教えてくれる子供たちやラスボス女官に鍛えられなんとか…何より(いつも足蹴にするけど)御門と一緒にいられるし!ところが異世界から来る初めての花嫁に、皇宮内でとんでもない噂が出回っている挙句、思わぬ人物がー!?史上最強ロマンス第2弾!
お腹にやさしいスープからボリュームたっぷりの丼まで。オール300kcal以下!低糖質レシピ80品も収録。
ブートルー、ポアンカレ、そしてデュルケーム。3人の哲学家を中心に、フランス第三共和政時代の非決定論の思想を見る。彼らは数学や物理学のみならず宗教や社会についても「自由の哲学」を創始しようとしていたのである。
組織の生存にとって最も重要な課題を詳説。急激に環境が変化し、混沌として先の読めない状況下では、組織の組織がいかなる認識をするかが組織の生存にとって最も重要である。欧米を中心に活発な議論が展開されてきた「組織認識論」を、理論と実践の両面から詳細に検討する『組織認識論の世界』シリーズ全3巻の第1巻。経営学史に燦然と輝くカール・E.ワイク理論の全貌を明らかにする。