組織の生存にとって最も重要な課題を詳説。急激に環境が変化し、混沌として先の読めない状況下では、組織の組織がいかなる認識をするかが組織の生存にとって最も重要である。欧米を中心に活発な議論が展開されてきた「組織認識論」を、理論と実践の両面から詳細に検討する『組織認識論の世界』シリーズ全3巻の第1巻。経営学史に燦然と輝くカール・E.ワイク理論の全貌を明らかにする。
幼き性犯罪者への治療。癒やし、支え、再犯を防ぐ心理療法の最先端を紹介。新たな被害者を生み出さないための最良カルテ!
半世紀前「この子らを世の光に」の糸賀一雄、田中昌人らがつくった「療育記録映画」を現代的視点で問い直す。その時代に誕生した「発達保障」のいま、福祉の市場化や教育統制の強まりの中で、もう一度、生の営みを見直すきっかけを。
新興経済国「NEXT11」の一つに数えられ、経済発展と人口増加が進むバングラデシュの首都ダッカ。発展の影で深刻になっていたのがゴミ問題だった。開発途上国におけるゴミ問題には、社会、宗教、人々の習慣が色濃く反映される。収集車両や処理施設が整備されただけでは解決しない。都市によって異なる状況をひも解いて、行政と住民と民間の役割と意識と行動を変えていく、社会全体の変革を求める包括的アプローチが解決のカギを握る。この難問に真正面から向き合い、試行錯誤しながらも、クリーンダッカの実現に取り組んだ日本の専門家たちがいた。
五輪真弓の音楽の世界が大きく広がったフランス録音アルバム
レコーディングはフランスで行なわれた。まるで少女から大人へと五輪真弓の音楽の世界を大きく広げたアルバム。
「合鍵」「雨の中の二人」を収録。五輪真弓の最高傑作の1つとも言われてる作品。オリジナル:1979年11月発売
いま、「移行支援としての高校教育」の再考が迫られている!新たな高校教育のパラダイムを提言。
1907年に制定された「らい予防法」によって強制的に療養所に隔離・収容された日本のハンセン病患者たち。1916年法律が“改正”され、所長には患者の懲戒検束権が与えられ、反抗的とされた患者を監禁所と呼ばれる科刑の場に拘束することができた。さらに草津・栗生楽泉園には「重監房」という事実上の監獄が設けられ、正式な裁判もないまま収監された患者たちは苛烈な懲罰に苦しみ、命を落としていった。死を意味した「草津送り」に光を当て、封印されたハンセン病患者の受難史を浮き彫りにする。
そこにある現実、そこにある思い、そこにある言葉ー一人の取材者として、一人の人間として、震災と向き合ってきたディレクター、カメラマンが描く、「あの日」からの時間、「あの日」からの人びとの姿。
押し寄せる欧米列強に脅威を感じた薩摩藩主・島津斉彬の命を受け、奔走する西郷吉之助は、江戸で暮らすうちに新しい時代に希望を見出していく。しかし、斉彬の死後、幕政の旧勢力により追いつめられていく吉之助の前途には、苦境が待ち受けていた。幕末。新しい日本はどこへ向かうのか。西郷隆盛の若き日々を描く、長編歴史小説。