大学生の透は恋の極みにいた。年上の詩史と過ごす甘くゆるやかなひと時、世界はみちたりていた。恋はするものじゃなく、おちるものだ。透はそれを、詩史に教わった。一方、透の親友・耕二は、女子大生の恋人がいながらも、蠱惑的な喜美子に夢中だった。彼女との肉体関係に…。夫もいる年上の女性と大学生の少年。東京タワーが見守る街で、二組の対極的な恋人たちが繰り広げる長篇恋愛小説。
NHK WORLD-JAPANのラジオ番組で、世界17言語に訳して朗読された小説のなかから、豪華作家陣の作品を収録。亡き妻のレシピ帳をもとに料理を始めた夫の胸に去来する想い。対照的な人生を過ごす女友達からの意外なプレゼント。ラジオ番組の最終日、ある人へ贈られた感謝のメッセージ…。小さな物語が私たちの日常にもたらす、至福のひととき。好評アンソロジー、シリーズ第二弾!
クイズ×会話で実在企業のビジネス戦略を解き明かす。実在企業のクイズだから、自分ごととして考えられて、身近にあるモノ・サービスへのビジネス理解が深まる。キャラの会話だから、色々な立場の人がどのような目線で決算書を読んでいるのかがわかる。豊富な図解だから、無味乾燥な「ただの数字」が見える化する。着眼点と情報ソースで、決算書を読める人の分析視点&アウトプット力が身につく。
60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。《アイデアをどうやって手に入れるか》という質問への解答がここにある。
デュークが死んだ。わたしのデュークが死んでしまったー。たまご料理と梨と落語が好きで、キスのうまい犬のデュークが死んだ翌日乗った電車で、わたしはハンサムな男の子に巡り合った…。出会いと分れの不思議な一日を綴った「デューク」。コンビニでバイトする大学生のクリスマスイブを描いた「とくべつな早朝」。デビュー作「桃子」を含む珠玉の21編を収録した待望の短編集。
「いつも週末だったら、私たちはまちがいなく木端微塵だ。南の島で木端微塵。ちょっと憧れないこともないけれど」いくつもの週末を一緒にすごし、サラリーマンの彼と結婚した著者。今、夫と過ごす週末は、南の島のバカンスのように甘美で、危険だ。嵐のようなけんか、なぜか襲う途方もない淋しさ…。日々の想い、生活の風景、男と女のリアリズム。恋愛小説の名手がみずからの「結婚生活」をつづった、甘く、ビターなエッセイ集。
会計の勉強は難しいと思われがちですが、お金の出入りを表すお小遣い帳や家計簿が理解できる人なら誰でも理解できます。この本では、会計知識ゼロの主人公あかねが、アクセサリー販売の会社をつくり、仕事の現場でさまざまな経験をしながら、会計の本質と全体像を学んでいきます。そこには、お金の流れから会計の仕組みをつかむ、そして、PL(損益計算書)・BS(貸借対照表)・CS(キャッシュフロー計算書)のつながりで会計を理解する、画期的な勉強法があったのです。
印刷物をデザインする際に最低限おさえておくべき事柄を、この1冊に網羅。
デジタル技術の進化は、新興国・途上国の姿を劇的に変えつつある。中国、インド、東南アジアやアフリカ諸国は、今や最先端技術の「実験場」と化し、決済サービスやWeChatなどのスーパーアプリでは先進国を凌駕する。一方、雇用の悪化や、中国が輸出する監視システムによる国家の取り締まり強化など、負の側面も懸念される。技術が増幅する新興国の「可能性とリスク」は世界に何をもたらすか。日本がとるべき戦略とは。
デジタルマーケティングの考え方を、実務と教養の両面から豊富な図解で解説。広告宣伝や自社メディア、デジタル施策の担当者に、仕事の「見取り図」を提供。ブランドや消費行動の考え方に基づいて、新技術を正しく吟味できるようになる。
トップダウン型からボトムアップ型への発想転換、価値共創、ソーシャルメディアやビッグデータ・DXの活用など、マーケティング実務の最前線ではイノベーションが絶え間ない。伝統的な論理・手法を押さえつつ事例を大幅に入れ替え、全面刷新!
無一文から4年連続上場&株価上昇率日本一企業に導いた東証プライム上場社長・現役マーケッターの考え方と技法のすべて。