本年鑑を手にする人は、まず現在の広告写真のすぐれた作品はどういうものかを知ることができる。その作品の競い合う熱っぽい高まりを知ることができる。少し仔細に点検すると、傾向や変化や動きが見えてくる。作品は孤立しているのではなく、つながりを持ち、流れをつくり、それが次第に大きくなっているのに、気がつくに違いない。よい広告写真は、時代と表現のうねりの中で目立ってくるのであろう。本年鑑は、そのうねりを大きく際立たせ、時には新しいうねりが生まれた喜びを知らせる役割を、持つことにもなるかもしれない。
日本の広告は写真を含めたアートのテクニック、デザイン、印刷等の質においても、その量の多さ、多様性においても世界の最高水準にある。その中でも写真を使用したものの量は他の要素を用いた表現を圧倒している。本書はその広告写真界の優秀作品600点を収録し、日本広告写真界の精髄を紹介しようとするものである。
1994年度日本広告学会学術賞受賞図書の6年ぶりの改訂版。激変する広告環境に対応。主要関係法令の改正をすべて折り込んだ。
広告宣伝活動に必須の関係法規をすべて網羅・解説。広告宣伝活動と法規との関係を、図表を豊富に折り込み、実勢に対応できるようわかりやすく、かつ総合的に解説。広告宣伝活動周辺の法規マニュアルづくりの参考書として最適。
日本を代表する広告写真作品330点と公募写真作品を含め総計515点を一挙収録した日本で唯一無二の広告写真年鑑。広告関係者・クリエイター必携の1冊。
『図説 広告変遷史』(昭和40年、広告変遷史刊行会編・発行)を底本にした一冊。
日本広告写真家協会の厳正な審査で選ばれた総計507枚を収録した広告写真年鑑の決定版。
キーワード選びから、広告文作り、入札まで、はじめてネット広告に取り組む人でも出稿できる!集客状況やコンバージョンを見きわめて、予算の配分や広告を改善できるようになる!リマーケティングやアナリティクスとの連携など、広告効果をより高める手法も身につく!
1890(明治23)年、大阪で一つの広告代理店が創業したーその名は「萬年社」。戦前・戦後を通して日本を代表する広告代理店の一つとして、1999年に倒産するまでのおよそ100年の間に、同社が広告研究のために収集した広告資料や文献などの「萬年社コレクション」は、日本の黎明期広告業界の実態がうかがえる貴重な歴史的資料群である。本論集では、おもに萬年社の創業時から戦前までの紙媒体資料を用いて、同時代の広告業界をさまざまな角度から活写する。
広告制作に必要なマンパワー満載。
広告写真の今がわかる!総計509枚収録の最新版広告写真年鑑。時代をリードするフォトグラファー、クリエイターがさがせる1冊です。
アメリカ経済を植民地時代のはじめから支えてきた、葉タバコの生産とそれを加工した製品。これらが時代の流れとともに否定的に扱われるようになった経緯、さらには産業として根強いタバコ業界による反論を、さまざまなタバコ広告からひもとく。未成年者による喫煙や健康を志向する社会の変化など、それに対処しようとした業界の姿が本書では描かれている。受動喫煙に関連して、タバコ使用に対する規制強化が叫ばれる現代社会の様相を、本書はあらためて考える契機にもなるであろう。