近年、血管研究における細胞生物学/分子生物学の進展には目を見張るものがある。これら基礎研究の進展は、研究レベルに止まることなく、実際の診断や治療まで変えつつある。「血管は単なるパイプではない」という言葉から、現在ではさらに進んで「血管こそ命の道である」といえる段階まで来ている。本企画は、血管医学を始める読者の入門書である。
最近の商標事件判例の骨格や基礎をその傾向として解説。最近8年間の商標判例を7つのテーマで体系・分類化し、総論と各論に分けて詳細に分析。実務家の職業的背景に基づく発言から商標実務の諸相が浮彫りに。
最新の考証をできる限り詰め込んで開発されたピットロード製1/700大和型は現状における決定版キットです。本書ではこのプラモデルに盛り込まれた考証の持つ意味の解説にはじまり、実際の工作法解説、アフターパーツの使用例、徹底ディテールアップ作例に到るまでをまとめて掲載。いま1/700の大和、武蔵を作るなら必携のガイドブックです。
物理をABCから学びたい人、勉強しなおしたい人に贈る待望の書。“真実の物理”がここにある。
本書は、建築社会を歴史的な発展過程のなかでとらえ、現代を「建築企画の時代」と位置づけ、現代を特徴づけている建築企画の諸問題を取り上げ、豊富な事例を通じて詳細な検討を進めている。建築企画が、これまでの建築学や建築技術の枠組みを超えた経済・社会・文化にかかわる幅広い領域に展開していることが理解されるであろう。
多様化又はファイン化する接着技術の全分野を把握することは困難なので、本書ではまず、接着剤を系統別、機能別に分類して詳細に解説し、さらに技術面では、被着材を金属・ガラス・セラミックス、木材・紙、複合材料、プラスチック・ゴム、コンクリート・その他などの材料別に分類し、可能な限り接着技術全般に活動できるように心がけた。
本書は、文部省科学研究費による「重点領域研究-人間環境系の変化と制御」の中の「人為起源物質の環境中の循環と制御N-1班」のもとで、理学、農学、工学分野の研究者からなる研究班を組織し、1987年度から1989年度までの3年間にわたり、「自然浄化機能の定量的把握」に関する研究を展開した成果を集大成したものである。
「租税回避」と「節税」・「脱税」は、どこがどう違うのか。本書はこんな難題に挑戦しています。また、税の実務において、税理士がクライアントから税の軽減対策の策定を依頼された場合、法の規制の範囲内で、どう対応すべきなのか。そんな微妙な問題を、租税回避事例の分析を通して解決の糸口を探っています。
昭和20年代から40年代の駅や沿線風景を懐かしい写真で構成。消滅した設備や生き残っている施設などを多岐にわたり紹介。
自動車による混雑や汚染などの社会的費用に応じて道路利用の価格づけを行い「混雑料金」を賦課するロード・プライシングに関するわが国初の研究書。英国・米国・シンガポール・韓国の事例を紹介しながら、ロード・プライシングの考え方の基礎にある混雑料金の理論を解説し、その具体的な応用を示す。
漁業協同組合の歩みを縦軸として、近代化の過程で破壊された川の生態や川とともにあった人の暮らしをつぶさにたどりながら、これまで省みられなかった、生きられた河川史を再構築する。日本ではじめて描かれた河川漁協の100年史。
プロバイオティクス(保健効果)による特定保健用食品や薬品、バイオプリザベーション(食品保蔵)、生分解性プラスチックなど、伝統的な食品技術を基盤として多方面に発展しつつある乳酸発酵の研究開発最新事情を紹介。
人間の極めてデリケートな感覚を総動員して感知する世界、「ハプティック」。感覚の産毛を逆立ててご覧ください。