家庭医/プライマリ・ケア医のための総合誌”【雑誌の特徴】
ちょっとがんばる医師のため
総合診療を楽しむ雑誌
「治療」 2020年11月 Vol.102 No.11
特集:『 コロナにまつわるエトセトラ 』
[編集幹事]
国立国際医療研究センター 国際感染症対策室
忽那賢志
≪特集の目次≫
特別座談会:ポストコロナ時代の診療のありかた:前半 忽那賢志,矢吹 拓,徳田安春,平島 修
■コロナ第1波を振り返る
武漢チャーター便対応を振り返る
クルーズ船対応を通して学んだこと
新型コロナウイルス感染症の対策と数理モデル
コロナとクラスター対策
コロナ院内アウトブレイクを経験して学んだ教訓
地域におけるコロナ対策 自治体との連携:静岡の場合
なぜ個人防護具は不足したのか?
■ポストコロナ時代の新しい診療様式
ポストコロナ時代のプライマリ・ケアとは?
大規模病院におけるポストコロナ時代の感染対策のありかた
手術全例に術前PCR 検査をやりたい,入院症例全例にPCR 検査をやりたいといわれたら?
ポストコロナ時代の高齢者介護施設の感染対策のありかた
■コロナにまつわるエトセトラ
ポストコロナ時代のメンタルケア
新型コロナウイルス感染症とSNS ─どんなことが話題になった? 課題は?
コロナにまつわるメディアのありかた
コロナ禍の企業経営への影響と価値創造
日本の企業はデジタルアーカイブをどのように利活用し、それをビジネスに昇華しているのか?先進的な企業の取組みを紹介することで、産業におけるデジタルアーカイブの可能性を探る。
“科学的真偽のアプローチ”から“意思決定のアプローチ”へ。英語教育研究にとって「エビデンス」とは何か。「エビデンスに基づく英語教育」の可能性と課題は何か。「科学的な効果」を安易に語る風潮にも釘を刺し、英語教育研究のパラダイムシフトを提案する。
社会のさまざまな問題を解決するために、どのような数学が必要なのか。第1巻では数学と産業界で交差する研究を紹介する。
社会を埋め尽くす膨大なデータに対し、数学はどのように役立ち活躍できるのか。第2巻ではデータ社会に挑む数学を紹介する。
エンパワーメントと社会再生の拠点、主体としての市民がつくる自治的な地域コミュニティはいかにして作れるか。新自由主義に対するオルタナティブな経済のあり方とは。実践現場からの報告。
やりたいことなんてないけれど、何かやるなら日本で一番になりたいそんな青年が見つけた「自分の仕事」は、チョコレート屋だった。一度食べたら忘れられない「あの六角形のチョコレート」はこうして作られた!出会い・開業・暗黒時代・これからのことーウシオチョコラトルの全てをエッセイと仲間とのおしゃべりで語り尽くす。
現代音楽はアクチュアリティを取り戻せるのか。3.11、偽ベートーヴェン騒動、コロナ前夜。音楽界を襲った内憂外患を作曲家たちはどう受けとめたのかー片山杜秀、白石美雪、長木誠司、野々村禎彦の4人が88人の作曲家による160作品を論評。巻末に作品の詳細なデータを掲載。
中村主水誕生50周年、光と影の深掘りインタビュー集ふたたび!金をもらって恨みをはらすアウトロー時代劇「必殺シリーズ」-その50周年を記念した書籍『必殺シリーズ秘史 50年目の告白録』に続く第2弾。前回未収録のプロデューサーに加えて脚本家を中心に音楽、題字、タイミング(色彩補正)など撮影所以外の関係者にも徹底取材。さらには現場スタッフの座談会や初期作監督の独占インタビューも。中村主水初登場の『必殺仕置人』50周年を飾るにふさわしい充実の内容が、ここに結実!
建築家のための多拠点活動の手引き。空き家の増加やまちの衰退などの社会問題を背景に、知らない土地に住んでみたい、出身地に貢献したい、伝統的なまち並みを残したいなどの理由で、都市圏と地方を跨ぎ、活動する建築家が増えています。改修設計やシェアスペース・宿運営などで知らない土地で仕事をつくっていく、もしくは組織に所属しながら遠方でまちづくりに関わる、旅をしながら働くなど、9組がそれぞれのユニークな働き方とコツについて書き下ろした一冊です。
「公平中立・公正」は、報道機関にとって当たり前のルールのように見えるが、民主主義社会では報道機関のチェックを受けるべき政府が、これを逆手に取って自分たちに都合よく報道を牽制する道具として使うようになってきている。たとえば、自民党は選挙が近づくと、放送法4条の「政治的に公平であること」を根拠にテレビ放送などの内容への介入を繰り返してきた歴史があり、安倍政権の時代に露骨な介入問題が相次いだ。その時代は、本書著者の川端和治や是枝裕和が放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会の委員を務めていた時期と重なる。本書は、権力によるメディアへの介入の実態とそれを防ぐ手立て、「政権への忖度」のない取材や報道、国民の知る権利をどう守るかについて考える。