本書では、ランドスケープデザインを理解するための基本となる知識と理論、デザイン行為に参考となる手法、技術、そして具体的事例をあげた。
人間と自然とユートピアが出会う場所、人類にとっての根源的メタファーのひとつ、庭。豊饒崇拝や楽園イメージと結びつき、性愛の舞台となってきた庭園の文化史を先史時代から現代まで、文学や美術との関連と共にひもといてゆく。
名人・三遊亭円朝は幕末に生まれ、文明開化の時代に生きつつ、「怪談牡丹燈篭」「真景累ケ淵」など現代でも高座でかけられている著名な噺を数多く創作した。当時の観客に絶大な人気を博した様々な噺の内容と彼の人生・思想を解析することにより、当時の民衆世界に分け入ってその心性を明らかにしていく。これまでの国文学・演芸論とは全く違う歴史学(民衆史)から怪談・人情話をとらえ直す。
安諸定男ロングインタビュー、作庭作業写真も収録。
和風建築の外壁を彩る様々な意匠の表構えと技法を500点のカラー写真と詳細図で網羅。
造園家としてつとに知られ、「昭和の小堀遠州」と謳われた故・中根金作が「京都の名園」のタイトルで、10年間にわたり連載したものをまとめたもの。「作庭とは、石や樹木、水といった素材を使って、空間に立体的な絵を描くことである」と言う著者が、名だたる京の名庭を精選し、その作庭者、手法と配石や植栽、また全体構成と見所までを、完璧にとらえきって紹介する。
アントニ・ガウディ生誕150周年待望の最新写真作品集。
闇を照らし、ものを浮かびあがらせ、そして光は道標となる。闇という黒いキャンバスに、光という絵の具で絵画を描くような仕事、それが照明デザイン。建築照明、都市・庭園照明、イベント照明、美術館照明、舞台照明、光のプロダクト…。光の旅をつづけるI.C.O.N.、10年の軌跡。
ファン待望の「正解するカド」OSTが高品質UHQCDで登場。
2017年4-6月(MX/MBSほか)で放送されたテレビアニメーション「正解するカド」。
講談社「モーニング・ツー」で連載、4月下旬発売で最終巻をむかえる。『正解するカド』プロジェクトにはさまざまな才能が集結している。
総監督はスタジオジブリ出身で『翠星のガルガンティア』 監督の村田和也。シリーズディレクターには『コードギアス 亡国のアキト』演出の渡辺正樹。
キャラクターデザインは、マンガ『ヴァニシング・スターライト』(原作/Sound Horizon)などで人気を集める有坂あこ。
作品世界を構築したのは、脚本を担当した小説家・野崎まど。テレビOA終了後もその世界観での話題が続き、
すでにアニメのBlu-ray/DVD BOXは発売済み。 配信中のオープニングテーマ「旅詩」作曲 - 岩代太郎 / 歌 - 徭沙羅花 starring M・A・Oは初CD収録。
エンディングテーマ「永遠のこたえ」作詞 - 空谷泉身 / 作曲 - 岩代太郎 / 歌 – HARUCAは、発売済みシングルと異なるTV Mixにて、
on air/album二種類のEDITにて初音源化、初CD収録。劇中音楽を担当するのはもはや巨匠の域となる岩代太郎。
オリジナル・サウンドトラック・アルバムの販売が待たれていた。
ボッティチェッリ『春』に描かれたのは、実在の庭だったのか。博物知識の集積場にして、美術品の展覧スペース、政治的なプロパガンダ装置ー初期近代イタリアを彩る数々の名苑奇園の内に、当時の自然観や美学、哲学、科学、工学が混淆する創造的瞬間を見る、新しい文化史。図版多数収録。
失われた歴史遺産を再生する復元はいかに行われるのか。古代から現代における国内外の遺跡や建物、庭園、美術品の復元を検討。文化財・文化遺産の保存・活用が求められるなか、復元の目的や実情、課題に迫る意欲作。
日本庭園とは何か、その歴史的分類、構成要素、つくり方から手入れ法に至るまで、写真と図を駆使して広範囲に渡り網羅。国内はもとより海外での庭園づくりにも役立つ、待望の実践マニュアルが完成。