多くのRPGファンに衝撃と感動を与えた『バテン・カイトス〜終わらない翼と失われた海〜』の続編。そのゲーム中に流れるサウンドを余すところなくCD3枚に収録したサントラだ。音楽は鬼才・桜庭統。
2005年、韓国でリリースされた5枚目のアルバムに「MOTO」「Girls On Top」のミュージック・クリップを収録したDVD付きの2枚組。日本でのポップ・アイドル的な印象を一新させるR&B/ヒップヒップ色の濃いトラックは、彼女の母国語で歌われることも相まって自信と強さに満ちている。
ナイマン・ファン垂涎のベスト・アルバム。映画初仕事となったグリーナウェイ作品から2000年のウィンターボトム作品までを製作年代順に配置するという徹底ぶりも嬉しく、彼の作風の個性と変遷とが余すところなく収録されている。ナイマン自身の簡潔なメモ付き。★
ソフィア・コッポラ監督第3弾となる作品『マリー・アントワネット』のサントラ。ポスト・パンクからニュー・ロマンティックスまでを凝縮した斬新な選曲の2枚組で、映画本編に大胆な音楽演出を施している。
渋沢龍彦没後八年、完結した全集の編集委員の一人として、旧制高校以来の親友・喧嘩仲間・深刻なライバルの著者にして初めて語れる渋谷龍彦の実像。ほかに、安吾、谷崎、三島など、仏文学者の著者が〈親愛の情〉かたむけた作家論を併録。
ヴィヴァルディのチェロ協奏曲集は、一般にはそれほど知られていない。ここに収録された曲の多くは、暗く激しい表情を持っている。チェロとピッコロ・チェロを弾き分けるディールティエンスの感性豊かな演奏が、ヴィヴァルディのまた違った一面を描き出す。
ブリュッヘンやヤーコプスのオケでもお馴染みの名手ディールティエンヌのシブイCD.ショパンやメンデルスゾーンと親交厚く、パリ音楽院管の創設者の一人でもあるという仏の重鎮フランショームを紹介する、いかにもやりたくて仕方なかったという雰囲気溢れる好演盤。
楽しいイラストとともに語る本場イギリスのガーデニングの歴史。庭をめぐる十八の物語。