ルネサンスの大富豪メディチ家がフィレンツェ郊外トスカーナ地方に所有していた14の別荘と庭園(2013年ユネスコ世界遺産に登録)を、初めてまとめて紹介。各々を訪ね歩き、建築史・庭園史、滞在者・訪問者や出来事、美術・文学・音楽・思想などとの関係、周囲の景観や動植物などを探る画期的な一書。美しい写真・図版300点余を掲載!!
久原さんは「久原橋」まで作って、観音林クラブとは目と鼻の先でしかも最先端の技術で他と違った邸宅の設備を備えているものを作ろうとしたに違いない。この感覚は、ソフトバンクの孫さんに似ている。孫さんが会社を上場させて最初に買った家が、…ある。その場所は、彼の憧れてしょうがないアメリカの日本における一番の社交場「アメリカンクラブ」に近い。
フランス音楽の名手が編んだ、近現代の知られざるピアノ名品26作の美しい世界
ベル・エポックと狂乱の20年代の間、癒されなければならない2つの世界大戦の前後、すべての世界が目まぐるしく発展をしていく中で、音楽には、静けさ・人間らしさ・親密さが求められていました。電気、蓄音機、自転車、パリの地下鉄が人々の日常生活に入り込み、女性たちが解放される時代に、22人のフランスの作曲家たちが魂を込めて作曲したピアノ音楽の小品がこのアルバムに収録されています。
ダダイズム(1910年代半ばに起こった芸術思想・芸術運動)やシュルレアリスム(戦間期にフランスで起こった作家アンドレ・ブルトンを中心とする文学・芸術運動)といった新しい潮流の影響を受けながら、他の芸術家たちのような破壊や解放の衝動を表現することなく、進化を遂げた作曲技法によって生み出された作品は、超現実的かつ自由であり、音楽の「空中庭園」のように時間の流れからは屹立し、表現形式よりも印象に、感情よりもアイデアに関心があるように感じられます。古くは19世紀のフランクとショーソン、新しくは20世紀のジャン・アラン。その間に活動した、デュポン、クラ、オーベール、ダンディ、アーン、イベール、ピエルネ、ヴィエルヌ、サマズイユ、シュミット、シャミナード、ブーランジェ、オネゲル、タイユフェール、セヴラック、サン=サーンス、プーランク、サティ。これらの作曲家は、フランス音楽にとって特に豊かな時代を象徴しています。このアルバムに収録された26の小品は、深みと誠実さをもっていますが、残念なことにあまり知られていない小さな隠れ家のようでもあります。1曲1曲それぞれが、自然や牧歌的な風景を巧みに呼び起こし、時間を止め、謎めいていて、ノスタルジーを湛え、ロマン派が終焉を迎えてからの、個性的な彩りを帯びています。
パユ、メイエら管のスーパーヴィルトゥオーゾ名手達の最良のパートナーでもある名ピアニスト、ル・サージュは特にフランス音楽のスペシャリストとして名高く、これらの選曲はさすがル・サージュならではのもの。抒情性、浮遊感、軽快さ、力強さといった絶妙なバランスによって色彩感を編み出し、各作品の魅力を伝えています。
「音楽がストリーミングで聴かれ、流行歌やムードが世の中の趨勢となっている現在だからこそ、魅力的でしかも内容のある音楽のパノラマを編んでみました。『空中庭園』は、20世紀前半のフランス音楽の中から私が選んだ小品を集めた、いわば忘れ去られた小さな詩集のようなものです。ラヴェル、ドビュッシー、フォーレはここには含まれておらず、その傍らで花を咲かせたフランス音楽の清華を選び抜きました。このアルバムを聴いていただいて、これらの小品が属している曲集を聴いてみたい、作況化のことをもっと知ってみたいと思っていただけると、ピアニスト冥利に尽きるというものです。」〜エリック・ル・サージュ(輸入元情報)
【収録情報】
● ガブリエル・デュポン[1878-1914]:『憂鬱な時間』より『日曜日の午後』
● ジャン・クラ[1879-1932]:『2つの景色』より『海の景色』
● リリ・ブーランジェ[1893-1918]:ピアノのための3つの小品より『古い庭園から』
● レイナルド・アーン[1874-1947]:『当惑したナイチンゲール』より第52曲『冬』
● エリック・サティ[1866-1925]:グノシエンヌ第2番
● ジャック・イベール[1890-1962]:水辺の朝
● カミーユ・サン=サーンス[1835-1921]:のんきなワルツ 変ニ長調 Op.110
● ヴァンサン・ダンディ[1851-1931]:旅の画集 Op.33より第4曲『緑の湖』
● ルイ・ヴィエルヌ[1870-1937]:2つのピアノ曲 Op.7より『秋の印象』
● ガブリエル・ピエルネ[1891-1974]:15の小品 Op.3より『前奏曲』
● ルイ・オーベール[1877-1968]:3つのエスキース Op.3より第2曲『夜想曲』
● ガブリエル・デュポン[1878-1914]:『砂丘に建つ家』より『星の光』
● レイナルド・アーン[1874-1947]:ワルツ第1集より 第5番『夢見るショパンの影で』
● エリック・サティ[1866-1925]:グノシエンヌ第1番
● ジェルメーヌ・タイユフェール[1892-1983]:2つのワルツより『ゆるやかなワルツ』
● ギュスターヴ・サマズイユ[1877-1967]:『海の唄』より第1曲『前奏曲』
● フローラン・シュミット[1870-1958]:秘められた音楽 第1集 Op.16より第1曲『やわらかく、落ち着いた雰囲気で』
● セシル・シャミナード[1857-1944]:無言歌集(言葉のないロマンス) Op.76より第1曲『想い出』
● アルテュール・オネゲル[1892-1955]:ショパンの思い出
● エルネスト・ショーソン[1855-18
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アップトゥボーイ vol.318
アップトゥボーイvol.318は30thシングル『好きというのはロックだぜ!』をリリースする乃木坂46大特集号!!
表紙を飾るのは3期生・岩本蓮加。今作では4年ぶりの福神メンバー入り、この春には初の主演映画が公開されるなど、話題に事欠かない彼女。意外にもこれが月刊誌初ソロ表紙となります。そんな彼女のために用意した撮影テーマは“この夏、美しい蓮加に恋をする”。思い返せば、13歳で彼女にとっての初ソログラビアを「アップトゥボーイ」で飾ってくれたときから、大人びた表情は印象的で“年齢がルックスに追いつけていないだけ”と感じていました。そんな彼女も18歳、蛹が鮮やかに羽化をするように美しい人へと変化を遂げつつあります。20ページの巻頭グラビアではただひたすらに、編集部の感じる“蓮加の美”を追い求めました。先輩メンバーとの絆や、これからについて語ってくれたロングインタビューも必見です。
続いての10ページグラビアに登場してくれるのは3期生・中村麗乃。ドラマ出演やライブでのソロ歌唱など、着実に歩を進めてきた彼女の最新グラビアは、日本人離れしたスタイルの良さを活かしたものに。特に黒のロングドレス衣装での彼女のクオリティはファンならずとも必見の仕上がりとなっていますのでお楽しみに!!
そして続いてのグラビア10ページと裏表紙を飾ってくれるのは4期生の掛橋沙耶香。アップトゥボーイは彼女のことを“天使”と呼び、コンセプチュアルなグラビアを作ってきました。実に2年ぶりの登場となる今回のグラビアのテーマは“天使との小江戸逃避行”。全国ツアー真っ最中、大忙しの中でほんのわずかな余裕をこの撮影に割いてもらい、大好きな和菓子の食べ歩きをしたり、レトロな浴衣でおめかししたり、江戸末期から続く由緒正しき庭園でかくれんぼしたりしました。この日の撮影を楽しみに、身体のケアや準備をしっかりしてきてくれた彼女。その出来栄えは、“優勝”としか表現できないものになっています。
さらに毎号掲載中の田村真佑連載、今回のテーマはファンの皆さんから“ズブズブの関係”と言われてしまうぐらい連動しまくっているラジオ番組「レコメン!」。生放送の現場にお邪魔し、まゆたんにディレクター体験をしてもらいました。オテンキのりさん全面協力、いつも以上に楽しいページに仕上がりましたのでこちらもお見逃しなく。
乃木坂46以外では、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で話題の志田こはく、宮崎あみさの撮り下ろしや、“ゆな”の愛称でお馴染みの人気ユーチューバー、『ANIMALS-アニマルズー』でのドラマ初出演をきっかけに星乃夢奈へと改名した彼女の男性誌初登場となるグラビア、虹のコンキスタドールからは新曲『キミは夏のレインボー!』MVでの活躍も印象的な予科生・石浜芽衣の雑誌初水着グラビアなど見どころいっぱい。
Hello!ProjectからはJuice=Juice新メンバーのお披露目コーナー、そして牧野真莉愛のロンググラビアを。さらに、『2021 ミス・ティーン・ジャパン』グランプリの石川花の本誌初グラビアや、中田青渚、三浦理奈、原愛音の注目女優インタビュー、AKB48山内瑞葵の好評連載など、今号も盛りだくさんの内容に仕上がりました。
付録は、表が岩本蓮加、裏が掛橋沙耶香の、乃木坂46特大両面ポスター1枚となります。
[グラビア(敬称略)]
岩本蓮加(乃木坂46)
中村麗乃(乃木坂46)
掛橋沙耶香(乃木坂46)
志田こはく
宮崎あみさ
星乃夢奈
石山咲良×遠藤彩加里(Juice=Juice)
石浜芽衣(虹のコンキスタドール)
石川 花
牧野真莉愛(モーニング娘。'22)
[特集:Next Break Actress(敬称略)]
中田青渚 / 三浦理奈 / 原 愛音
[連載(敬称略)]
田村真佑(乃木坂46)
山内瑞葵(AKB48)
※登場タレント、内容は追加・変更の可能性がございます。
駆除にてこずる厄介者とされる雑草。しかし環境や種類によっては有用なことが多くある。歴史的に薬や食材として利用され、生態系のなかで大切な役割も担ってきた。雑草について様々な視点から切り込む。カラー図版約100点。
複雑な企業活動を理解するために会計的アプローチで具体的に見る。財務会計・管理会計・会計監査を連携させながら、会社法・金融商品取引法・税法にも言及。