その口調からして、師匠の古今亭志ん生を思い出させる圓菊が、志ん生ゆずりの噺「火焔太鼓」「幾代餅」を演っている。80歳という高齢からか、ロレツのつまづきが目立つのは仕方ないが、クスッとさせる緩いテンポでの展開は、ある意味で世代を感じさせる。
本書では日本庭園の歴史、デザイン、そして全国の名園40庭を柱に、日本庭園の魅力を複眼的に紹介している。40選の庭には平面図を載せ、それぞれに見るべきポイントを示した。
本書では日本庭園の歴史、デザイン、そして全国の名園40庭を柱に、日本庭園の魅力を複眼的に紹介している。40選の庭には平面図を載せ、それぞれに見るべきポイントを示した。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。シャープなフレージング、独特のアクセントが楽しい。
本書は、10年以上にわたって行われている「精神分析的精神療法セミナー」の実践記録を基に、類書にない新しい効果的演習方法を公開するものである。転移・逆転移、抵抗、解釈、ワークスルー、抑圧、治療構造等、各章はいずれも優れて臨床的なテーマを取り上げている。スーパーヴィジョンによる症例の徹底検討とそこから浮き彫りにされる基本的精神分析概念の学習討論を通して、読者は臨床実践の中で本当に患者のためになる技法と理論を身につけることができるであろう。
夫婦喧嘩の際、亭主は「非勝三原則」を心の中で唱えなければならない。「勝たない」反論をすれば1時間ですむ喧嘩が2時間になるだけである。だから勝たない。「勝てない」よもや、その喧嘩に勝ったとしても、敵は20年前の浮気を引き合いに出してくる。だから勝てない。「勝ちたくない」もし、そこで勝っても、次の機会にそのストレスが5倍10倍になってはね返ってくるだけ。だから勝ちたくない。この「非勝三原則」を始め、亭主族の「家庭内生存率」を高めるノウハウが凝縮。
古来より独自の思想で造り使われ続けている重厚な土木遺産や、そこにヨーロッパの近代技術が伝わり風土と融合して、さらに新しい魅力を醸し出している土木遺産…。アジアの文明や生活を支えつづけてきた土木遺産には、混沌とした中にも、先人たちの知恵と工夫、そして歴史が息づいている。ヨーロッパの土木遺産に続き、本書ではそんなアジアの土木遺産を紹介する。
年月を経ることで美しくなってゆく日本庭園の美を、伝え、慈しんでもらうために…。異国の地に調和する「日本の風景(ジャパニーズ・ランドスケープ)」。
平安時代から現代、時代を画した名庭19。庭をめぐる謎解き散歩。
三玲の庭。三玲の言葉。時代を超えて新しい、昭和の名作庭家の軌跡。
TBS系で放映のホラー・アニメ『怪物王女』のサントラ。本編を妖艶に彩るBGMから厳選されたトラックのほか、ALI PROJECTによる挿入歌「逢魔ヶ恋」や「王的血族」などを収録している。
小品、あるいは幾分軽めの作品に対したときのカラヤンの上手さが際立ったアルバム。カラヤンにとってはお国ものだけに、相手がベルリン・フィルだろうが、ウィーンの色と香りを十分に盛り込んでいる。
ドビュッシーの名を世に知らしめた「牧神の午後への前奏曲」をはじめ、アバドがベルリン・フィルを振ったドビュッシー集。BPOから透明で淡い色彩感を引き出し、ドビュッシーの魅力をたっぷりと聴かせてくれる。