都会の中にビオトープを創りたいという望みは、新しい庭園を生み出すという最終目標を掲げることでもあります。ホタルが飛ぶことで最大の難関はクリアし、せせらぎに雑魚(川の小魚たち)が遊ぶようになって、ほぼ骨格は出来あがりました。維持管理で重要な議論の一つは、雑草をどうするかということでした。雑草は除去するのが従来の庭園技術ですが、ビオトープという考え方からすると自然に委ねるべきものです。せせらぎを中心とした渓谷のような自然を生み出そうとするとき、雑草はどうするのか話はまとまりません。このような議論と実践の中で少しずつビオトープ庭園の姿が出来上がってきて、まとめたのが本書です。
ヨーロッパの世界遺産全372件を徹底紹介。フットノート(脚注)付き。「エルサレムの旧市街とその城壁」「バーミヤン渓谷の古代遺跡群」ほか世界の危機遺産34件の現状を伝える。ヨーロッパの歴史、宗教、建築、庭園の基礎知識をわかりやすく解説。
《NHK-DVD落語名作選集》シリーズの1枚。元国鉄職員で新大久保駅の駅員であったという経歴の持ち主で、現落語協会会長である三遊亭圓歌の噺を収録。「中沢家の人々」は両親のエピソードを描いたという新作もの。
「市中の山居」をキーワードに自然との共鳴を追求する尼崎博正の庭。
ダークなポップスから優雅なシンフォニック・サウンドまで変幻自在な楽曲でファンを魅了するALI PROJECT。今作は、クラシカルな部分をフィーチャーしたオーケストラ作品。美しく、どこか懐かしい旋律が魅力だ。
人気TV番組『笑点』の司会者として有名。七代目立川談志、三代目古今亭志ん朝、五代目春風亭柳朝(亡くなってからは橘家円蔵)とともに“四天王”と呼ばれている円楽による演目。
落語CDの定番「NHK落語名人選」の新ヴァージョン。1996年5月より五代目柳家小さんの後を継いで落語協会会長となった三代目・三遊亭円歌。自作による演目を含む。
鉢植えや盆栽の作品では、水準の高い園芸を日本人は楽しんできた。庭や室内に飾り、観賞法にも工夫を凝らした。江戸の園芸にはそのすばらしい例が多い。本書は現代園芸の伝統園芸植物と盆栽の作品を写真で紹介する。
雑木はいかに日本人の美的対象になっていったのか?「見え隠れ」「抜けるところ」「単一性の回避」「移動を促す構成」…作庭家・飯田十基の造園的技法を探る。
定番ハーブ90種とハーブガーデン、ハーバル、ハーバリストを古典植物誌や文学作品、神話伝説、迷信などと写真を交えて紹介する読むハーブ事典。