ベルギー出身のバロック・チェロの名手、ディールティエンスによるヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集の第2弾。自らが結成したアンサンブル・エクスプロラシオンと、まるで室内楽のような活発な音楽的コミュニケーションを繰り広げている。
植物の病気の原因となる、寄生者(パラサイト)たちを追跡し、姿を暴き、排除する!日本人の食と暮らしを守るために闘ってきた、知られざる科学者たちの記録。
本書では、これからの庭のデザイン手法の基礎から、現況図、ゾーニング図、平面図、アクソメ図、パース、植栽図等の描き方、資材や植栽の選択と施工まで、手順を追ってわかりやすく解説。ガーデンデザイナーを志す方はもちろんのこと、庭の設計から楽しみたい方々の座右のテキストである。
木造の清純さに日本的モダニズムの手法を見出した吉田鉄郎が、建築家の眼で日本の住宅を図解。200点あまりの図版とともに語る風土と伝統、庭園と茶室、構法とディテール。1935年にドイツで出版、欧米でロングセラーとなった幻の名著は、木造のデザインを理解する絶好の入門書といえる。
近年、飛鳥地域や平城宮・京跡では、7・8世紀の初期庭園の発掘が相次ぎ、その規模や構造が明らかになってきた。これらの庭園の起源を中国の神仙思想に求め、さらに浄土世界の現出へと変容していった古代庭園像を考古学・文献史学・中国思想の視点から明らかにする。
おもに高専から大学編入を目指す学生のために、「ベクトル・行列・行列式」の基本的な部分を演習形式で行う授業用テキストとして作られたテキスト。各節ごとに練習問題を設けた。
世紀の名ヴァイオリニストが活動の初期から晩年まで一貫して演奏(と作・編曲)を続けた「小品」の集大成。演奏のみならず録音の鮮明さに驚くと同時に、ヴィルトゥオージティ溢れる演奏の真髄を知る好企画。楽器を自在に、かつ音楽的に操るマジックに魅了される。
問題選択から解答作成までを完全サポート。徹底分析により頻出テーマを厳選。ケーススタディ方式で記述・論述力アップ。合格のための解法テクニック満載。
素朴な花への愛情を繰り返し訴えたウィリアム・モリスのユートピアを求めて、いざ、モリスの庭へ。モリスが描いたユートピアの源。
400年の歴史を持つ浄土真宗妙見派の京都・龍遠寺。天空の星を写しとるとされるその庭園で、庭師の親子が殺される事件が起こった。父・泉繁竹は首にノギスを刺されて、息子・真太郎は溺死させられた。繁竹を看取った蔭山は、「この子を、頼む…」という最期の言葉に違和感を抱きながら、二人の死の謎を追いかける。その先に待っていたのは、庭園の400年の歴史に隠された驚愕の事実だった…。本格長編ミステリー。
ナイマン・ファン垂涎のベスト・アルバム。映画初仕事となったグリーナウェイ作品から2000年のウィンターボトム作品までを製作年代順に配置するという徹底ぶりも嬉しく、彼の作風の個性と変遷とが余すところなく収録されている。ナイマン自身の簡潔なメモ付き。★