ナイマン・ファン垂涎のベスト・アルバム。映画初仕事となったグリーナウェイ作品から2000年のウィンターボトム作品までを製作年代順に配置するという徹底ぶりも嬉しく、彼の作風の個性と変遷とが余すところなく収録されている。ナイマン自身の簡潔なメモ付き。★
人気TV番組『笑点』の司会者として有名。七代目立川談志、三代目古今亭志ん朝、五代目春風亭柳朝(亡くなってからは橘家円蔵)とともに“四天王”と呼ばれている円楽による演目。
姿も語り口も端正な人だったが、若い頃は噺の方もノッペリした感じだったろうな。年とともに味が出て、ついには“昭和の名人”と。「小言幸兵衛」「百川」といった馬鹿ばかしさを持った噺に、この人の面白さがある。名人が軽い噺を演じる粋な味がいい。
過去問題から出題傾向を分析。分野ごとに精通した著者が担当。豊富な図解・写真で詳細に解説。平成17年度学科試験・実地試験問題完全収録。
《NHK-DVD落語名作選集》シリーズの1枚。元国鉄職員で新大久保駅の駅員であったという経歴の持ち主で、現落語協会会長である三遊亭圓歌の噺を収録。「中沢家の人々」は両親のエピソードを描いたという新作もの。
華やかなフォーマル・ガーデンや、壮大な風景式庭園、カントリー・サイドの素朴なコテージ・ガーデン…さまざまなスタイルを持つイングリッシュ・ガーデンの魅力。はちみつ色のコッツウォルズから、ピーターラビットの湖水地方まで、オール・カラーで案内する珠玉の庭34。
ニュージャージーの私立高校生アリスは、自分の暮らす世界になんの疑いもなく毎日を送っていた-ある夏、幼なじみで運命の人だと信じていたマシューがメキシコで行方不明になるまでは。深い悲しみに打ちのめされるアリスだが、卒業へと向かう日々をマシューを愛したひとたちと過ごすうちに、ほんの少しずつ変化がおとずれる。大切なひとのために生きつづけること、喪失感の果てにきざす光があるということ、罪をゆるすということ…アリスは死と愛についてひとつひとつ学んでゆく。繊細に、そして驚くほどのリアリズムで著者が描くのは、悼みと勇気、愛と超越、誠実さと記憶が織りなす青春の物語、時におかしみを漂わせ、時に胸を突き刺すそのみずみずしい語り口は、読む者の心を深く震わせる。
自然と思想を融和させて、その粋を極めた日本庭園。平安朝から現世浄土・禅・茶の湯・大名風まで、日本人の心性を表現した名園の魅力を、各界著名人が自由に綴る。岡本太郎・志賀直哉・三島由紀夫・大佛次郎・谷川徹三・室生犀星らの名文を収録。陶磁・書蹟・建築・絵画・仏像と並ぶ、全六巻『古美術読本』シリーズの第三巻。
ふと訪ねたくなる街、京都。
ここには移ろう四季、重厚な歴史と伝統、古人の心が、今も息づいています。
京都の名所・旧跡から伝統文化まで、京都の魅力を華麗な映像美で綴っていきます。
【京都の庭園】
水は涼を運び、水面に母屋を映し、五感を潤す。水にまつわる京都の庭園の風情をお楽しみください。
●洛翠●無鄰●織宝苑●平安神宮
【京都の色彩】
咲き誇る祇園しだれ桜、壮大な五山の送り火、色づく嵯峨野の紅葉、風雅な西山の竹林。
とびっきりの色彩美をみつけてください。
●祇園しだれ桜●西山の竹林●紅葉の里 嵯峨野●大文字の送り火
【京都のわびさび】
ひんやりとした感触で暑さをしのぐ町家。
近代日本の隆盛に想いを馳せる哲学の道。
京都の生活に日本の原風景をみつめてください。
●町家●哲学の道 疏水界隈●祇園 白川沿い●鴨の河原
【京都の古寺】
点在する世界遺産を訪ね自由闊達な美の楼閣に佇む。
数百年の時空を越えた古寺巡礼の旅。
徒然なるままに贅沢な古寺の旅を体験してください。
●世界遺産巡り(清水寺/金閣寺/龍安寺)●古寺巡礼(六波羅蜜寺/知恩院/仁和寺)●西本願寺●醍醐寺
【特典映像】
●京都の夜景
【特徴】
■ナレーションとBGMの切り替え機能!
■臨場感あふれる「動画メニュー」!
■すべての映像を連続再生!好評の「プレイオール」&「エンドレス」!
島根県安来市の観光名所・足立美術館は年間50万人の入館者を誇る庭園美術館である。1万3千坪におよぶ日本庭園は、四季折々の変化を心ゆくまで楽しめる憩いの空間。美術館は「海山十題」など横山大観で有名なコレクション、菱田春草・竹内栖鳳・上村松園・榊原紫峰ら近代日本画の収集で知られている。北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸館、童画の部屋もある。生家のあったこの地に、裸一貫で出発してつくった庭と美術館ーこれこそが、足立翁が90年の生涯をかけた夢とロマンであった。
京都にある名庭の数々は主に鎌倉・室町時代から江戸初期にかけてつくられたものである。これらの庭園は外に例をみない、わが国独特の貴重な文化遺産であり芸術である。本書では、「寺院の庭」・「宮廷・宮家・公卿の庭」・「町家その他の庭」の構成で名庭の見どころを紹介する。
庭園を代表する名庭64。伊集院静、五木寛之、横尾忠則、荒俣宏、川瀬敏郎…。空間の芸術「庭」の魅力を、23の粋人たちが語り、写真家・内藤忠行が渾身のシャッターを切った珠玉の一冊。
近代落語の祖にして芸界最高峰が自作自演した怪談噺の白眉。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。シャープなフレージング、独特のアクセントが楽しい。
原本は明治二十三年に初版発行され、日本古来の造庭法を初めて科学的に研究紹介した著書として注目を集めました。本書は明治四十年の改訂版発行時に彩色された一層鮮やかな図版を豊富に収録し、改訂時に付録として付け加えられた解説と図版七点も収録。さらに解説は明解な現代語訳にさしかえ、鹿鳴館の建築家として名高いジョサイア・コンドルによる英文解説を付けました。
メーテルランクの「ペレアスとメリザンド」を題材にした4人の、時代が重なっている作曲家たちの作品を集めたアルバム。チェコ・フィルの管、弦の不許可な音色感を活かしたボドの指揮が秀逸だ。