本書のねらいは、芸術としての風景デザインを他の分野と共に目指しつつも、造園家として参加するための、心構えをつくる理論を示すことにある。第一部では一般的理論を扱い、第二部では日本庭園の伝統を通じて、より具体的に理論を展開している。
本書は、日本文化を代表する庭園施設を学ぶ人達の指導書として記されたものである。全国にある庭園施設の好例の紹介、沿革の解説、代表的な施設の各々について、その定義・変遷・意匠・工法などの詳述と続く。理解しやすいよう数多くの写真・挿絵・図解を挿入した。
シノワズリーから「インドの花」、そして「ドイツの花」をはじめとする華麗な花々の変遷を、箱根マイセン庭園美術館のコレクションに見る美の競演。
和も洋もあり、自然にふれることを大切にした、さまざまなスタイルの庭を紹介する一冊。
「庭師の国民」が作り上げた、豊かな庭園文化。ハーブ研究家桐原春子が、みずから訪れ、カメラにおさめた140の庭をオールカラーで紹介した、英国庭園案内。
おのれの生涯をも芸術たらしめたミケランジェロ。その伝記に散見する嘘を詩的レトリックとして読み直すことで、芸術家たちの自己成型の伝統を探り、ルネサンス美術の詩的=伝記的根源に迫る。
クローン羊「ドリー」の誕生により、「クローン人間」も現実味を帯びてきた。各界を代表する専門家たちが一堂に会し、クローニング研究が引き起こし得るあらゆる問題を徹底的に討議する、「人類の未来」への羅針盤。
毛越寺・六義園・小石川後楽園・三渓園・有楽苑・永保寺・玄宮園・円満院・西芳寺などを紹介。付録として、名勝指定庭園一覧・重文指定の茶室一覧を付す。
伝統美の世界へあなたを誘う日本庭園。なぜ美しいのか、その隠されたその仕組みがわかる観賞ガイド。これだけは知っておきたい用語/見ておきたい名園35付き。
紅茶のいれかたのかんたんレッスンから、ティーセット選び、お菓子の作り方、そして、イギリスでのティータイム体験のあれこれ。毎日のティータイムがぐんと楽しくなる一冊。
本書は、英国環境省が、ハウスアダプテーションにかかわる補助制度の充実を図る中で、実務者向けの手引書。実在する多様な年代、障害、家族構成、住まいに居住する22名のハウスアダプテーションのケーススタディが、多くの問題点も含めて極めて詳細に論じられている。
本書は、庭石の石質と庭園の水系をつぶさに調べた結果を記録したものである。
語句選択から入るステップアップ方式で過去出題の全論点を徹底演習。出題者の作問パターンを完全踏襲した本試験発展問題240問。
問題選択から解答作成までを完全サポート。徹底分析により頻出テーマを厳選。ケーススタディ方式で記述・論述力アップ。合格のための解法テクニック満載。
近年、飛鳥地域や平城宮・京跡では、7・8世紀の初期庭園の発掘が相次ぎ、その規模や構造が明らかになってきた。これらの庭園の起源を中国の神仙思想に求め、さらに浄土世界の現出へと変容していった古代庭園像を考古学・文献史学・中国思想の視点から明らかにする。
本書では、これからの庭のデザイン手法の基礎から、現況図、ゾーニング図、平面図、アクソメ図、パース、植栽図等の描き方、資材や植栽の選択と施工まで、手順を追ってわかりやすく解説。ガーデンデザイナーを志す方はもちろんのこと、庭の設計から楽しみたい方々の座右のテキストである。