金魚は一匹、二匹、または一尾、二尾で数える。これ、楽勝。サケだって同じでしょ!と思いきや、サケには隻や石なんて数え方も…。本書ではそんなおもしろ数え方と秘められたエピソードを満載。さらに今まで、あそこ、ここでお茶を濁してきた、城や日本間、庭園等の各部位の名称をイラスト入りで大公開!一人で楽しむにはもったいない一冊。
東京落語四天王のひとりで、『笑点』の司会者としても長年愛され続けた五代目・三遊亭圓楽の特選落語集。落語初心者にもお勧めの「目黒のさんま」から、落語通をもうならせる「豊志賀の死」までバラエティに富んだ構成。
東京落語四天王のひとりで、『笑点』の司会者としても長年愛され続けた五代目・三遊亭圓楽の特選落語集。落語初心者にもお勧めの「目黒のさんま」から、落語通をもうならせる「豊志賀の死」までバラエティに富んだ構成。
東京落語四天王のひとりで、『笑点』の司会者としても長年愛され続けた五代目・三遊亭圓楽の特選落語集。落語初心者にもお勧めの「目黒のさんま」から、落語通をもうならせる「豊志賀の死」までバラエティに富んだ構成。
ニューヨーク・フィルの音楽監督時代、ブーレーズがまだまだとんがっていたころの録音。演奏はこのころまでが最高という人も多い。緻密で極めて機能的、氷のような炎をもった不思議な熱気に包まれる。
ダークなポップスから優雅なシンフォニック・サウンドまで変幻自在な楽曲でファンを魅了するALI PROJECT。今作は、クラシカルな部分をフィーチャーしたオーケストラ作品。美しく、どこか懐かしい旋律が魅力だ。
フルオケをバックに贅沢な編成で、大正時代のデカダンス的な怪しさと美意識が混在する不思議な作品。アニメチックなチープさもありつつ、華燭の煌びやかさもあり、三文小説の真面目さもある。虚飾の別世界へとひと時誘われるのもいい。ハマると抜けなくなるだろう。★
コナミが誇る人気シリーズのサントラ。人気クリエイター、山根ミチルの真骨頂といえるバロック・テイストの楽曲を完全収録しており、さらにサントラ専用の新規アレンジ楽曲も追加収録した充実盤だ。
スタジオ録音落語のもはや古典的名作待望のCD化。「お化長屋」は下まで入っているし「おかふい」なんてなかなか聴けないしで、圓生師のやる女性は珍妙であったり過剰に色気があったり薄幸そうだったりするが、どれも独自のおかみさんであることが凄い。
人気TV番組『笑点』の司会者として有名。七代目立川談志、三代目古今亭志ん朝、五代目春風亭柳朝(亡くなってからは橘家円蔵)とともに“四天王”と呼ばれている円楽による演目。
落語CDの定番「NHK落語名人選」の新ヴァージョン。1996年5月より五代目柳家小さんの後を継いで落語協会会長となった三代目・三遊亭円歌。自作による演目を含む。
姿も語り口も端正な人だったが、若い頃は噺の方もノッペリした感じだったろうな。年とともに味が出て、ついには“昭和の名人”と。「小言幸兵衛」「百川」といった馬鹿ばかしさを持った噺に、この人の面白さがある。名人が軽い噺を演じる粋な味がいい。
生前は落語家としての活動のみならず俳優としても活動、CMでは「バカウマ」という流行語を生んだ圓生の、[1]は74年10月、[2]は75年5月の口演を収録。伝承古典落語だけに現代社会には実在しないが、そのぶん古き良き時代の夢もある。
坊主が着ている錦の袈裟をふんどしにして吉原にくりだす「錦の袈裟」は、昔は露骨に「ちん輪」とも言っていた噺。弟が商売の元手を借りに行ったら三文しか貸さない兄との関係の描写から夢の中での会話など、演者の力量がもろに出てしまう「鼠穴」は逸品。
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