来日を控えたフィア・ファクトリーの日本未発売だったミニ・アルバムがついに登場。しかも初回のみ最新アルバムのリード・トラック「リンチピン」のプロモを収録したエンハンストCD付き!
ベルギー出身のバロック・チェロの名手、ディールティエンスによるヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集の第2弾。自らが結成したアンサンブル・エクスプロラシオンと、まるで室内楽のような活発な音楽的コミュニケーションを繰り広げている。
ディーリアスのオーケストラ作品を、彼の精神的息子といわれるピーター・ワーロックがピアノ・デュオ用に編曲。当盤が世界初録音で、透明感あふれる静謐な音楽を名手2人が紡いでゆく。
ひどく感傷的で、甘美な切なさを感じさせる3rd。打ち込み主体のテクノロジー・アートを駆使しつつも、とことんノスタルジックに埋没するサウンドの枯れ具合が、明確なバックボーンを打ち得ない同時代的な音としての“虚無さ”を見事に反映している。
昭和の名人だけど、権助ものがまた巧い。『夏の医者』は田舎の夏の風物詩といった雰囲気の噺で、飄々とした味が何とも言えない。『三年目』もさらりとこなしていて、この人らしい。大作をじっくり語るのもいいが、こういった軽い噺にえも言われぬ面白さが。
名作として知られる『寝床』は53年の収録。母親について子供時代から身についた義太夫の発声をおかしく聞かせるマクラをふって、旦那芸の義太夫“独演会”のてんやわんや。『唐茄子屋』は『唐茄子屋政談』の序にあたる茄子売りを独立させて滑稽話としたもの。