70年をかけ全国の名庭を歴覧してきた京都林泉協会による、庭園鑑賞のエンサイクロペディア。歴史と思想、地割、石組、苑路、石造品、建造物等、庭園を理解するために必要な要素のすべてをまとめた。全国約1300件の名園と所在地を掲載、関係年表・参考文献目録など資料も充実。
全国各地の作庭現場からの声を満載した写真・イラストによる庭づくり作法集。永遠の美を秘めた桂離宮の飛石・敷石の未公開写真多数掲載。
全国各地で活躍する作庭者が発見した郷土の石積を満載する石積作法集。石垣畦・城石垣・腰積その他各種掲載。
イギリスの庭園思想をリードしたのは、「エデンの園」「アルカディア」という相異なる「夢の楽園」に対する憧れであり、「癒しの庭園」を創ろうと試みる中で、2つの庭園観は相克と融合を繰返した。やがて、近代化過程で「神の創った自然」から「人が管理する自然」へと自然観が変り、世界各地の植物がもたらされ、東洋庭園の影響も受け、庭園様式は大きく変貌を遂げた。本書は、英文学、本草誌、ガーデニングの本などを素材に、イギリス庭園史を追い、併せて、日本人の自然観、日本の庭園史との比較を随所で試みる。図版多数。
鑑賞の手引きに、カラー写真で紹介する京都の名庭20選。
蹲踞の用とは、美とは何か。茶の湯とともに発展してきた蹲踞の作法集。水琴窟のつくり方から蹲踞ミニ事典まで満載。
結んだものは解け、解いたものはまた結べる、持続可能な文明の象徴、垣根と土塀の作法集。
日本人の精神性をよく表し、独特の発展をとげてきた日本の庭。時代の流れとともに様々な形の庭がうまれた。極楽浄土の思想を具現した浄土式庭園・禅の思想を反映した枯山水・大名による豪壮な大名庭園など、芸術と思想が一体となったところに庭の美がある。国から名勝・特別名勝に指定されている庭を78ケ所掲載。
「何故、山に登るのか?」という登山家への質問のように、作庭者に「何故、石を組むのか?」という精神性に重きを置いた作法書。現代から未来への石組指南書。
これまで長く続いてきた環境美化一辺倒ともいえる植栽のあり方はいま終わりを告げようとしている。本書は木を植えることの新たなる価値観と方向性を示唆し追及する。
コナミが誇る人気シリーズのサントラ。人気クリエイター、山根ミチルの真骨頂といえるバロック・テイストの楽曲を完全収録しており、さらにサントラ専用の新規アレンジ楽曲も追加収録した充実盤だ。
島根県安来市の観光名所・足立美術館は年間50万人の入館者を誇る庭園美術館である。1万3千坪におよぶ日本庭園は、四季折々の変化を心ゆくまで楽しめる憩いの空間。美術館は「海山十題」など横山大観で有名なコレクション、菱田春草・竹内栖鳳・上村松園・榊原紫峰ら近代日本画の収集で知られている。北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸館、童画の部屋もある。生家のあったこの地に、裸一貫で出発してつくった庭と美術館ーこれこそが、足立翁が90年の生涯をかけた夢とロマンであった。
三玲の庭。三玲の言葉。時代を超えて新しい、昭和の名作庭家の軌跡。
国内で自生したり栽培したりしているタケ・ササ類の中から、とくに親しまれ栽培されているものを取り上げ、種類ごとに手入れ・管理(植え場所、水やり、肥料、病虫害の防除、主な作業など)の目安、ポイントを解説。
世界遺産を含む名庭園131景。