多くのRPGファンに衝撃と感動を与えた『バテン・カイトス〜終わらない翼と失われた海〜』の続編。そのゲーム中に流れるサウンドを余すところなくCD3枚に収録したサントラだ。音楽は鬼才・桜庭統。
ノスタルジックなポップスをハウスによって現代サウンドに変えてしまったセント・エチエンヌのデビュー作。ビーツ・インターナショナル同様レゲエのアイデアをうまく取り入れ、ワン・パターンになりがちなハウス・ミュージックをおもしろくしている。
あなたを癒す音楽特集はこちら
昭和40年代にレコードで発売されたドキュメントのCDでの復刻版。芸人・小沢昭一の訪ね歩く芸人たちは記録しておかなければ忘れ去られるものばかり。真宗の節談説教のふし回しが狂言に似ていたり、ストリップに舞台人の魂を感じたり、芸のジャンルに垣根なし。すべての芸を志す者・舞台人は勉強になること、間違いなし。ただ、収納のことを考えると、上げ底のボックスはいかがなものか?★
林家三平と並んで歌奴時代に、桂文楽をして「寄席にはああいう化物が出なくてはいけません!」と言わしめた圓歌(昭和45年襲名)の昭和55年に収録された独演会シリーズの4作は、もっとも脂の乗っている頃の録音だ。【壱】の新作落語「浪曲社長」と「月給日」では圓歌の浪花節の名調子と、克服した吃音ぶりがふんだんに披露されている。広沢虎造や相模太郎の節回しを知っていると面白味が増す。【弐】の身投げ屋噺の「白髭橋」と、西行の出家は“あこぎ”という言葉が分からず失恋したからという噺の「西行」、【参】のサゲまで演じている芝居噺「宮戸川」と「品川心中」などの古典演目を、圓歌は勉強し直したという。【四】の「坊主の遊び」と“山のあな、あな”のフレーズと浪花節で一世を風靡した代表作「授業中」など、鮮明な口調でテンポのいい噺となっている。
国鉄の新大久保駅に勤務し、昭和20年に二代円歌に入門し、45年に三代目圓歌を襲名した圓歌の、芸能40周年企画CDが4枚同時発売。昭和59年にテープで発売されたものの初CD化で、選りすぐりの落語が楽しめる。
国鉄の新大久保駅に勤務し、昭和20年に二代円歌に入門し、45年に三代目圓歌を襲名した圓歌の、芸能40周年企画CDが4枚同時発売。昭和59年にテープで発売されたものの初CD化で、選りすぐりの落語が楽しめる。