本書は、10年、100回以上にわたって行われている「精神分析的精神療法セミナー」の実践記録を基に、今までの類書にない新しい効果的演習方法を公開するものである。神経症圏からパーソナリティ障害、精神病圏といったあらゆる精神疾患を取り上げ、スーパーヴィジョンによる症例の徹底検討とそこから浮き彫りにされる基本的精神分析概念の学習討論を通して、精神分析的精神療法の基本的技法を身につけることができる。
パチンコ“CR戦国乱舞〜蒼き独眼〜”内で使用された楽曲を収録したアルバム。テーマ曲などを担当する陰陽座は、和心据えたドラマティックなハード・ロック・バンド。アルバムを彩る音楽は、ハデハデしく勇壮な曲が軸になっている。これも気分高揚のための手法ゆえのこと!?
デザイン・リテラシーを養うためには、まちを見て、歩くことから始めたい。身の回りにあるデザインのルーツを探ること、積み重なる関係を読み解くことは、時空を超えた謎解きのように楽しい。
林家三平と並んで歌奴時代に、桂文楽をして「寄席にはああいう化物が出なくてはいけません!」と言わしめた圓歌(昭和45年襲名)の昭和55年に収録された独演会シリーズの4作は、もっとも脂の乗っている頃の録音だ。【壱】の新作落語「浪曲社長」と「月給日」では圓歌の浪花節の名調子と、克服した吃音ぶりがふんだんに披露されている。広沢虎造や相模太郎の節回しを知っていると面白味が増す。【弐】の身投げ屋噺の「白髭橋」と、西行の出家は“あこぎ”という言葉が分からず失恋したからという噺の「西行」、【参】のサゲまで演じている芝居噺「宮戸川」と「品川心中」などの古典演目を、圓歌は勉強し直したという。【四】の「坊主の遊び」と“山のあな、あな”のフレーズと浪花節で一世を風靡した代表作「授業中」など、鮮明な口調でテンポのいい噺となっている。
『圓正百席』もいよいよ佳境に入り、前作から「人情噺集成篇」となった。本作の「牡丹燈籠」は、巧みな人間描写が映える演目だ。圓正ならではの艶やかな描写が素晴らしい。圓正の人情噺は、圓正の十八番であるのと同時に人情噺の極めつけでもある。★
一度は行きたい老舗の名店から、本当は教えたくない穴場まで全57軒。心満たされるひと時が愉しめる、こだわりの味とすてきな空間を詳しくご紹介します。
水とともに生きる都市空間の再生へ。歴史に学び、未来を構想する。
茶席は建築か?建築界の巨匠二人が、茶と茶をめぐる建築の話を、日本建築の歴史を辿りながら、語り合った。本書は、茶の文化に精通している二人が語る「茶席建築口伝」である。
タージ・マハルは墓廟か、永遠の楽園か、それとも復活の日の寓話なのか。インド・イスラーム王朝の500年、不運と悲劇、謀略と欲望が渦巻く世界で、諸王たちが築いた栄華の象徴と地上の楽園をたどる。
アリストテレスは「奴隷はいずれ自動人形に置き換わる」と予想した!古代の計算装置・アンティキティラ島の機械!1939年のニューヨーク万博に「電動人間エレクトロ」と「ロボット犬スパーコ」が登場!顔認識システムは、早くには1960年代からあった!ロボットによる自動の外科手術の現在!人工知能の画像認識を“だます”「敵対的データ」が悪用されると…?100の話題で人工知能の歴史がわかる!