巨匠ビリー・ワイルダー監督がジョーン・フォンテーン、ビング・クロスビー主演で撮り上げたミュージカル喜劇。米国人セールスマンが、オーストリア皇帝に蓄音機を売りつけようとする騒動記を賑やかに描く。
「牡丹燈篭」「乳房榎」などの怪談で知られる幕末明治の噺新・三遊亭円朝はまた、幽霊画のコレクターでもあった。怪談噺の糧にということか、円山応挙、歌川広重、河鍋暁斎はじめ、有名・無名の画家の鬼気迫る幽霊画を、円朝は収集し続けたという。嫣然たる美女、子を抱く母、無念、恨み、心残り…本書には谷中の名刹・全生庵に遺された、それら幽霊画50幅をカラーで掲載。辻惟雄、河野元昭、諏訪春雄、高田衛、延広真治、安村敏信の各氏による、幽霊と幽霊画にまつわる美術史、文化史の方面からの充実した論考を付す。スッと汗の引く名画集。
あなたの庭づくりにすぐに役立つプロのアイデア。緑あふれる癒しの庭、テラスで食事を楽しむ庭、水を楽しむモダンな庭、メンテナンスが楽な庭、潤いのある駐車スペースなど、厳選28事例を図面付きで紹介。豊富なイラストで解説する、植物を楽しむ庭づくり、家庭菜園の楽しみ方など、実用記事も満載。
ふたりが交わす言葉には愛が満ち溢れている。夢が込められている。本当の幸せとはなにか?そのことを教えてくれる。異なる分野で活躍する2人の“達人”が出会い、語り合うー。NHK Eテレのトークドキュメントが書籍化!
(1)は圓生でなければ聴き通せないような渋い噺だ。(2)は何度か聴いたことがあるが、老若2人の侍と町人たちの緩急が見事。(3)はいくつかの小咄とマクラ集を聴く噺だね。(4)のサスペンスフルな盛り上げ方などもさすが。地味めな噺のなかに圓生の真骨頂がある。
温かい雰囲気のグラフィックに感動的なストーリー、自由度の高い斬新なゲーム・システムが加わった期待の大作RPGのサントラ。矢野千代によるメイン・テーマも3ヴァージョン収録した豪華2枚組。
(1)はけっこう有名な噺だが、ふたつの長いマクラが珍しい。高座でなかなかこんなにたっぷりとは聴けない。(2)も江戸の芝居を丁寧に解説した上で始まるから、特別な知識がなくても楽しめる。今回の噺では「質屋庫」が圓生らしい人物描写の妙を堪能できる。
この圓生百席もついに44作目。この「吉住万蔵」は、解説の宇野信夫曰く“当代といわず、あとにも先にも、私共の知る限りでは、こうした噺のできるのは、まづ圓生をおいて一人もいないといっても過言ではありません”というくらいの圓生百席独断場の人情噺。
スタジオ録音落語のもはや古典的名作待望のCD化。「お化長屋」は下まで入っているし「おかふい」なんてなかなか聴けないしで、圓生師のやる女性は珍妙であったり過剰に色気があったり薄幸そうだったりするが、どれも独自のおかみさんであることが凄い。
古典芸能『落語』を知っているつもりで興味があっても、何から聴いていいのか分からない人のために、博多・神落語まつりのプロデュースを通じて東西全流派の噺家と交流を深めている六代目三遊亭円楽が、落語家仲間にアンケートを取って、「生きている間に絶対に聴きたい名作落語」の52席を厳選しました。八代目林家(彦六)正蔵から直接噺を教わった林家木久扇師匠から、二〇〇七年にネット動画で生まれて初めて落語を観た二つ目さんまで、老若30人の噺家のアンケートを堪能出来ます。ありそうでなかった演者が選んだ落語案内書。