貝原益軒や小野蘭山ら日本の本草学者たちと、ツュンベルクやシーボルトら欧州から来日した学者たち両者の記述を比較・検討し、江戸の日本人による植物研究の全体像に迫る。
庭いじりを楽しくするコツを詳解。130余種の樹木や下草の選び方から、地割り法、石や石灯篭の据え方、庭木の植え方、池・つくばい・のべ段のつくり方、芝生や生垣のつくり方、庭木の手入れ法やふやし方まで、庭つくりの手順を追って、だれにでもできるようにわかりやすく詳解しました。
本書は、ランドスケープコンストラクションに関する事例と論説により構成されている。事例は住宅庭園、都市公園、道路緑化、風景地の造園など多彩で、施工経験豊富な者が執筆した。
98年度版では、ロンドンの庭園200カ所、ロンドン郊外の庭園90カ所に加えて、ロンドンの王立公園11カ所や王立園芸協会主催のフラワーショーなども紹介。初めての旅行者でも迷わない、地下鉄の乗り方や地図の見方もわかりやすく解説。ロンドンの庭園には、イギリスのどの書店でも手に入る「A-Zマップ」のページとセクション番号が入り、庭園の場所が簡単に見つけられます。イギリスの庭園写真家の最高峰アンドリュー・ローソンやジェリー・ハーパーなどの写真もふんだんに盛り込まれ、見るだけでも楽しいガイドブックです。
発見!生活に密着した空間はいかにして創られるのか。
本書は、1995年1月2日に逝去された浜口隆一氏への追悼の意をこめて、その生涯を通じてかきつづけられた建築・デザイン評論のなかから、その時々の代表的な論文をえらびだし、解説・注・年譜・著作目録をくわえることによって、その全体像のおおよそを、時代の流れの中で理解できるように編集したものである。
グレース・ケリー(元映画スター)、モナコ公国妃、そして押し花アーティストだった女性の19章の花エッセイ。
本書は、1年にわたり都内各所をめぐり、四季を彩る木々の魅力を存分に伝えるとともに、その生き様を植物学者の眼でとらえ、都市に息づく野性とは何かを考える。都市の温暖化が植生を変える。東京の本来の自然植生とは。生態への配慮を欠いた都市計画。珍重される外来種の脆弱性。など示唆に富むコメントを交えた自然散策の好著。
カランコロンと駒下駄の音を響かせてお露の幽霊が店…。名人円朝の高名な『怪談牡丹灯篭』と、背景となる舞台、季節感の設定に独特のうまさをみせる『怪談乳房榎』の二篇。語り口そのままに記した速記を収録。
のほほんな醍醐味。ベランダを小さな庭園にする。畑のおじさんに脱帽する。南の島で椰子と知り合う。日々是感動、気まぐれ流園芸のすすめ。頑固でわがままな園芸家の幸福を綴る、こころにくい14のエッセー。
ガーデニングの故郷といわれる英国コッツウォルド丘陵を、林望先生のエッセイと、写真家・鈴木せつ子の二百点近いカラー写真で訪ねます。ウィリアム・モリスが「英国一美しい村」と讃えたバイブリーや、英国ガーデニングのパイオニアがつくったヒドコッとマナー庭園などに咲く花が、あなたの心を優しく癒してくれるはずです。ダイアナ妃に捧げられたバラ、かぐわしい「プリンセス・オブ・ウェールズ」を本邦初公開します。
各お店を業種的ジャンルではなく、「デート」や「ちょっとごはん食べ」、「ディープに飲んで」などの目的別シチュエーションでページネーション組みした、クラブフェイム特有の手法で分類。「由緒正しい庭園を眺めながら京弁当を楽しみたい」や「仕事帰りに友達と晩ごはんが食べたい」といったあなたの「〜したい」に即対応。
伊集院静、五木寛之、横尾忠則、荒俣宏…。季節を愛でる粋人たちが語る、空間の芸術「庭」。写真家・内藤忠行が撮りおろした全国67名庭の写真と、24人の執筆者による庭の魅力、美の再発見。
見目麗しき崑崙山の天女さまたちが、謎の病気で倒れたという報が中国の天界に届いた。麗芳・淑芳は早速、お見舞いに出向くが、そこで無数のハニワ軍団に襲われる。背後で操っているのは、徐福と名乗る怪しげな道士。徐福は、あの中国全土を血の海で統一した、最初にして最強の“始皇帝”を宋の時代に復活させ、大陸全土、否、世界征服を目論んでいた!双子姉妹よ、この危機をまたまたどう切り抜ける?シリーズ最高潮。
一世紀以上自然派のバイブルとして神聖視されてきたソローの『森の生活』に対する、ある園芸家の抵抗。
本書では、ランドスケープデザインを理解するための基本となる知識と理論、デザイン行為に参考となる手法、技術、そして具体的事例をあげた。