近代落語の祖にして芸界最高峰が自作自演した怪談噺の白眉。
放蕩三昧の藩士、深見新左衛門は、借金の督促に訪れた皆川宗悦を酒の勢いで斬り捨て、遺体を下総の累ケ淵へ沈めてしまう。やがて新左衛門は宗悦の怨念にとりつかれ、錯乱し妻を斬殺、深見家はお取り潰しとなる。-それから、二十五年後。芸が評判の富本の師匠・豊志賀と、生真面目な働きぶりの煙草売りの新吉は運命的に出会い、恋に落ちるが…。
TBS系で放映のホラー・アニメ『怪物王女』のサントラ。本編を妖艶に彩るBGMから厳選されたトラックのほか、ALI PROJECTによる挿入歌「逢魔ヶ恋」や「王的血族」などを収録している。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。シャープなフレージング、独特のアクセントが楽しい。
メーテルランクの「ペレアスとメリザンド」を題材にした4人の、時代が重なっている作曲家たちの作品を集めたアルバム。チェコ・フィルの管、弦の不許可な音色感を活かしたボドの指揮が秀逸だ。
80年代を代表するアイドル、河合奈保子の音楽活動を網羅したボックス・セット。80〜94年にリリースされた18枚のオリジナル・アルバムに特典CDとDVDを加えた内容だ。自ら作曲やピアノ演奏などを手がけたアーティスト的な姿も楽しめる。
その口調からして、師匠の古今亭志ん生を思い出させる圓菊が、志ん生ゆずりの噺「火焔太鼓」「幾代餅」を演っている。80歳という高齢からか、ロレツのつまづきが目立つのは仕方ないが、クスッとさせる緩いテンポでの展開は、ある意味で世代を感じさせる。
夫婦喧嘩の際、亭主は「非勝三原則」を心の中で唱えなければならない。「勝たない」反論をすれば1時間ですむ喧嘩が2時間になるだけである。だから勝たない。「勝てない」よもや、その喧嘩に勝ったとしても、敵は20年前の浮気を引き合いに出してくる。だから勝てない。「勝ちたくない」もし、そこで勝っても、次の機会にそのストレスが5倍10倍になってはね返ってくるだけ。だから勝ちたくない。この「非勝三原則」を始め、亭主族の「家庭内生存率」を高めるノウハウが凝縮。
古来より独自の思想で造り使われ続けている重厚な土木遺産や、そこにヨーロッパの近代技術が伝わり風土と融合して、さらに新しい魅力を醸し出している土木遺産…。アジアの文明や生活を支えつづけてきた土木遺産には、混沌とした中にも、先人たちの知恵と工夫、そして歴史が息づいている。ヨーロッパの土木遺産に続き、本書ではそんなアジアの土木遺産を紹介する。
カラヤン生誕100年を記念して発表されたBOX。1938年録音の「魔笛」序曲から最後となった89年のブルックナー:交響曲第7番まで、ドイツ・グラモフォンに録音されたすべてを収録した画期的な大全集だ。
2005年、韓国でリリースされた5枚目のアルバムに「MOTO」「Girls On Top」のミュージック・クリップを収録したDVD付きの2枚組。日本でのポップ・アイドル的な印象を一新させるR&B/ヒップヒップ色の濃いトラックは、彼女の母国語で歌われることも相まって自信と強さに満ちている。
カラヤンのウィンナ・ワルツはことのほか美しい。本作では、BPOとVPOとを振ったウィンナ・ワルツがまとめられている。VPOとは、唯一の登場となった87年のニューイヤー・コンサートでのライヴ録音だ。
語句選択から入るステップアップ方式で必須全論点を徹底マスター。出題者の作問パターンを踏襲した完全予想問題240問を徹底演習。