この国にたまる、巨大な崩壊のマグマ。残された選択は、アベノミクスからの脱却しかない!財政悪化をものともせず、国の借金を膨らませ、日銀の紙幣発行を「打ち出の小槌」のように扱う…。なぜこれほど異端で、危険な政策が10年超も続けられたのか。アベノミクスの「名付け親」とされた記者が、金融・財政・政治・行政・歴史・思想など、総勢13人の賢人たちとともに徹底検証する。
現代俳句の動向を展望する俳句総合誌■大特集■
調べは身体で覚える! 暗誦したい名句80
(全句にふりがな付き)
▼テーマ別15句
◇定型が身につく15句 小島 健
◇切れが身につく15句 村上鞆彦
◇文語が身につく15句 加藤国子
◇発想が広がる15句 鳥居真里子
◇知っておきたい! 古典の15句 橋本榮治
▼つい口遊む! 座右の1句
出口善子 寺島ただし 上田日差子 遠藤由樹子 櫛部天思
■新シリーズ■
宇多喜代子の「今、会いたい人」
ゲスト 奥村彪生(伝承料理研究家)
「日本料理とは何かーー芭蕉の『月見の献立』など」
■特別作品50句 黒田杏子
■特別作品21句 深見けん二・今瀬剛一
■第62回 角川俳句賞発表!
▼受賞作50句 「遠き船」松野苑子
▼候補作品5篇 「人体」吉田 葎/「囀のしぶき」月野ぽぽな/「素足」庄田宏文/「噛む力」高勢祥子/「にれかめる」鈴木午後
▼予選通過作品より10句抄 「けふの水」川又憲次郎/「御柱」大井さち子/「白桃」清水右子/「平熱」小関菜都子/「森よ、」谷口智行/「発光」岡田由季/「飾臼」西村麒麟/「桜蕊」関根かな
【読者参加型新企画】投句募集中!
虚子式俳句上達法 埋字で学ぶ五七五……岸本尚毅
「平成俳壇」テーマ詠「昭和のスポーツ」発表……小笠原和男選
【新連載】
男のドラマ 女のドラマ……神野紗希
【好評連載】
第4期メンバー合評鼎談……高野ムツオ・土肥あき子・大谷弘至
実作のための文語文法……佐藤郁良
龍太の謎、幻の山河……高柳克弘
名言のウラ側(河東碧梧桐)……岩井英雅
今月の気になる季語……内田春菊
カラーチャートをキミに……風呂前 有
翻弄……鹿乃しうこ
愛してくれる人が、王様……水名瀬雅良
囀る鳥は羽ばたかない……ヨネダコウ
兄の親友お嫁においで……厘てく
えんどうくんの実験ノート……ハヤカワノジコ
キスよりやさしく……木下けい子
続・IN THE APARTMENT……絵津鼓
リレーエッセイ……たらつみジョン
ねこの嫁入り 番外編…小嶋ララ子
明日はどっちだ! ……山本小鉄子
好きと君のかくれんぼ……佐倉しいね
窓辺のこい……海生
押忍! ハト☆マツ学園男子寮! ……関口かんこ
moon under the moon……あじみね朔生
兄弟失格それ上等……中川カネ子
ハイ・ファイ・ランデブー……ymz
グッバイ、マイフレンド……思田 圭
Be MONSTER……本間アキラ
☆表紙☆鹿乃しうこ
貨幣論なき貨幣経済が支配し、自由論なき自由主義、個人論なき個人主義が標傍される現代社会。そのなかで、さまざまな〈技術〉と〈遊び〉の〈演技する知識〉だけが饗宴をくりひろげているのが、ポストモダンの知の風景である。本書は、その饗宴の向こう側へ旅立つべく、知識論と社会論の交差する地点に、現代社会の〈隠された思考〉を浮かびあがらせんとする力作論考である。サントリー学芸賞受賞。
本書は、現在わが国のさまざまな分野で活躍されている方々から、新入社員のみなさんへの、励ましの言葉や職場生活へのアドバイスをいただいたものです。
社会を支えていたはずの政治・経済・教育・家庭といった基盤が、崩壊の危機に瀕している現代日本。アメリカが強く掲げ、戦後日本が導入した「デモクラシー」とは、壮大なるフィクションだったのであろうか。敗戦から半世紀、わたしたちは「戦後民主主義」の名のもとに、「自由」「平等」という言葉の内に潜む危うさを意識的に回避してきたのではなかったのか。社会に「共有の価値」が失われたとき、「自由なる個人」は、一体どこへ行くのか。経済思想、社会思想の研究から現代文明批判、社会批判へと展開を広げる著者が、現代日本の病理を描き、戦後民主主義五十年の大いなる錯誤を突く。
グローバリズムが恐るべき意味喪失を招く近未来状況を前に、現代リベラリズムの諸論議をも咀嚼しつつ、本書は規範や倫理について鋭く問い直していく。倫理意識を強く抱いた「自立した個人」はいかにして存在しうるか。この課題に向き合うとき、ナショナリズムの価値が再発見されるのだ。
先の時代の賢人たちが残してくれた、生きるための教訓に寄せる思いが今、数千の時空を超えて蘇る。
本書はイオンに焦点をしぼり、米山先生お得意の対話形式で読物風に仕上げられています。
資本主義の駆動力は何なのか。ゆたかさの果て、新たなフロンティアはどこに求められるのか。差異・距離が生み出す人間の「欲望」の観点から、エンドレスな拡張運動の文明論的、歴史的な意味を探る。
なぜ人は学ばねばならないのか。人はどう生きるべきか。益軒の豊富な人生経験を踏まえて書き綴られた本書『慎思録』は、説得力に富み、味わい深い。人生の岐路に立たされたとき、そして、よりよく生きるために人は何をなすべきかを懇切丁寧に説く。今日の日本人がわすれがちな正義・信義・真実・正直・誠実など、現代にも通じる二百四十二の生き方を、原文と口語訳で平易に解説した実践的教訓書。