新型コロナウイルスの脅威を乗り越え、東京五輪の開催が近づいてきた7月。警視庁オリ・パラ特別警備本部に配属された足利義松と阿桜藍花は、札幌を視察中に爆発事件に遭遇する。現場には、「東京五輪ヲ中止セヨ 開催スレバ国立競技場ヲ爆破スル」という犯行声明が…。その後、各地の会場で爆発事件が多発。足利たちは犯人を突き止め、無事に東京五輪を開催させることができるのか!?
私たちが、誤った「思想」を信じ続ける限り、危機からは脱出できない。日本を代表する知性が、経済学の源流、貨幣の誕生まで遡り、危機の本質に迫る知的興奮の書。
考えに考え抜き、自分の底を突き破った先にあるものはー。世の不条理、生きる悲しみ、人生のさだめなどを、歩きながら沈思黙考し、「日本人の哲学」を誕生させた西田幾多郎。自分であって自分でなくする「無私」とはどんな思想なのか。その根源にある「無」とは何か。純粋経験、理性と精神、死と生、論理と生命、根本実在…難解な言葉をかみくだき、「西田哲学」の沃野を、稀代の思想家が柔らかな筆致で読み解く至高の論考。
義経は衣川の戦で死亡せず北海道へ逃亡。八百年近く各地に残る生存伝説が、実踏査により遂に立証された。
世界の無秩序化が進み、日本も方向を見失っている今、わたしたちは、「保守とは何か」を確認する必要に迫られている。改めて、成熟した保守思想の意味を問い直し、その深みを味わいのある文章で著したのが本書だ。「保守主義は政治の一部エリートのものではない。それは自国の伝統にある上質なものへの敬意と、それを守る日常的な営みによって支えられる」と、著者は述べる。本書が見せる保守思想へのまなざしは、ときに厳しくもまた柔軟で人間味豊かだ。
「この地で面白いものを発見した。黒彦君と一緒にすぐ来なさい」-犬神果菜のもとに、兄・清秀から謎の一文が添えられた年賀状が届いた。“高校生探偵”白鷹黒彦は、果菜を連れ、文面に書かれていた奇妙な名前の村に向かうことに。露壜村。現世から隔絶された山村で、ふたりが最初に目にしたのは、異常に長い不気味な葬列と、まとわりつくような老婆の視線。それは、怨念に満ちた惨劇の幕開けだった!?シリーズ最大の事件簿。
「事件」を読め!五感を刺戟し、知的興奮に満ちた人間読本特集】どの口で言う!
また「大阪都構想」を持ち出した橋下徹/適菜収
今さら見苦しいぞ
「元自民党総裁」河野洋平/阿比留瑠比
日本共産党の「手のひら返し」/筆坂秀世
朝日新聞が安保法制を褒め讃える日/大口卓造
ツッコミどころ満載の習近平演説を嗤う/福島香織
アメリカの「正義」に振り回されるな/北野幸伯
ホリエモンに就職を云々されたくない/大江舜
「信者」にしっぺ返しを喰った見城徹/川東吉野
「一億総活躍社会」なんのこっちゃ/小田嶋隆
憲法という摩訶不思議なもの 反・幸福論〈56〉/佐伯啓思
交わらず、相容れず、対話せず
「思想的内戦」の時代/古谷経衡
これでようやく「安全保障」の話ができる/青山繁晴
元「東真一郎」への手紙/高山文彦
遅れてきた公共事業「マイナンバー」の怪/林操
「八月ジャーナリズム」の終焉
「戦後七〇年報道」始末/佐藤卓己
アンニョン・コリア さらば韓国/高信太郎
亡き姉「島倉千代子」の真実/島倉征夫
「自殺した酪農家」の今も消えない壁の遺言/水谷竹秀
「ナチス略奪美術品」の深い闇/福田直子
【特別寄稿】
医学の勝利が国家を滅ぼす/里見清一
【戦後70年】昭和秘史発掘
陸軍中野学校の秘密戦教育
発見された創立期公文書 /山本武利
金親も白鵬もいない九月場所が終わった/坪内祐三
USA「女子サッカー」は、なぜあんなに強いのか/林壮一
【ラグビーワールドカップ*祝3勝!】
日本勝利の鍵はダブルタックルにあり
月刊サクラセブンズ拡大版/生島淳
インタビュー
「フジタ」とは友達になりたくない/小栗康平
母親大国にっぽん、男たちの受難
私と息子たちについての考察 完結篇/小島慶子
41歳、脳梗塞になりました(中編)/鈴木大介
接客の達人/野地秩嘉
〈2〉もつ焼き屋の流儀
【大反響連載!】
中国亡命漫画家/辣椒
〈5〉ネットの独裁者
【巨弾連載小説!】
オペレーションZ 第14回/真山仁
ほか
涼風警察署梅津東交番の警察官・穀堂忍は大のアイドルファン。ある日、警察署創立30周年イベントで推しのアイドル「ミルキ→ウェイ☆ホイッパ→ズ」を一日警察署長にするという忍の案が採用される。しかし、イベント中に「木星王国」と名乗る集団による自爆テロが発生。さらにミルキ→ズが事件の捜査に乗り出し…。「この子たちは私をクビにする気だ…」。痛快ノンストップ警察小説!!
ベルリンの壁の崩壊も、かたい企業のやわらかCMも、「少女漫画」のヒーローがワンパターンなのも、みんな“誘惑”がからんでいるってご存じ?この世はまさに、あらゆる次元で誘惑が渦巻いているのだ。本書は、そんな様々なシーンに隠された誘惑のメカニズムをえぐり出し、恋愛に応用できるポイントをお教えする。さらに、電話の効果的活用法、香りを利用した魅惑術など、具体的な誘惑テクニックも多数伝授。
この世で実話ほど不思議なものはない!!世界中で実際に起こったちょっと奇妙で、ちょっと不思議で、ちょっと笑える、300の実話。
兄・頼朝に追われ奥州に非業の死を遂げたはずの源義経が、モンゴルに渡って成吉思汗となった?-病に倒れた神津恭介の入院生活の退屈しのぎにと、友人・松下研三が提示した謎は、天才探偵の頭脳を刺激した!邪説としてしりぞけられてきた問題に、一つ一つ検証を重ね、論理的説明を加えていく神津の大胆な推理が導き出す歴史の真相とは?純然たるロジックで展開される歴史ミステリーの傑作。
兄・頼朝に追われ、あっけなく非業の死を遂げた、源義経。一方、成人し、出世するまでの生い立ちは謎に満ちた大陸の英雄・成吉思汗。病床の神津恭介が、義経=成吉思汗という大胆な仮説を証明するべく、一人二役の大トリックに挑む、歴史推理小説の傑作。本編にまつわるエッセイの他、短編「ロンドン塔の判官」を併せて収録。
琉歌の女流歌人として知られる「恩納(おんな)なべ」と「よしや思鶴(うみつる)」。なべは素朴にひたむきな愛を歌い、遊女よしやは技巧的に悲恋を歌った。多くの人々に愛唱され語り継がれる中で、構築されていくなべとよしやの人物像。ふたりの作とされる歌には、琉球の時代を生きた人々の思いや憧憬がこめられている。
癌からの奇跡の生還。病人仲間の星になりたい。
学問は現実に対してますます力を失い、衰退に拍車がかかっている。「知の芸能化」や「専門主義化」を克服するにはどうすべきか。その処方箋として、普遍性の追求と同時に「故郷」を持つことの大切さを、自身の研究体験を紹介しながら提言する。
「馬」の字からはタテガミをなびかせ走るウマの姿が見えてくる。しかし、「犬」からイヌを、「象」からゾウの姿を想像することは難しい。甲骨文字から篆書、隷書を経て楷書へー字形の変化を丹念にたどると、祭祀や農耕など中国社会の変化の軌跡を読み取れる。漢字がもつ四千年の歴史は、捨象と洗練と普及の歴史なのだ。本書では小学校で習う教育漢字を取り上げた。眺めて楽しい字形表から漢字の歴史が見えてくる。
【インタビュー】田中佑汰 切り拓く力。
【技術】無理なく、ミスなく、得点に導く
田中佑汰のチャンスメイク・カウンター〈前編〉
【技術】森薗政崇監修 THEダブルス〈後編〉
【技術】トップ選手のスゴ技/松平賢二 スパテク[反撃の中陣バックドライブ]vol.1
【インタビュー】日本卓球協会会長 河田正也
【企画】セカンドキャリア。選手たちのその後 vol.1 糀谷博和(元全日本2位)
【報道】全日本社会人/全日学/全日本カデット/全日本団体/かごしま国体/全国ラージ
【報道】ノジマTリーグ2023-2024/WTTチャンピオンズ/コンテンダー
【企画】COUNT DOWN! パリ五輪 vol.1
【連載】水谷隼「全日本の真実」 vol.8
【記録】全日本 社会人・学生・カデット・団体/全国ラージ/国体
【報道】アジアパラ競技大会 in 中国
【技術】松下大星のペン進化論 vol.7
【技術】小島渡コーチのペン粒「悩みあるある」相談室 vol.2
【技術】わったが教えるラージボール超上達メソッド vol.4
【用具】現代ラケットの2大選択肢 インナーvsアウター
【特別企画】レディースにはレギンスが必要だ
【連載】PEOPLE
インタビュー[鹿屋みゆき/峯村威男]/卓球人タイムトラベル[小野思保/森さくら]/練習事典/卓球のメンタル/ルール早わかり/奇天烈逆も〜ション/中国卓球春秋/用具のこだわり[三田村宗明]/記者席からの目線/王国タイムアウト!/全国各地の記録/プレゼント/他