文明が野蛮に転じ、嘘で動く世界にあって、日本と日本人はどこへ行くのか。本書はグローバリズムを批判し、国民経済を重視する立場から、こうした問いに正面から向き合う。東西さまざまな思想家の考えを紹介しながら、社会と人間の基本的なとらえ方について、わかりやすく、説得的に示していく。いま、日本と世界は危機のなかにある。テロ、経済問題、安全保障問題、そして価値の問題…これらを解読するための、思考のヒントがここにある!
本書では、4つの「入出力設計」(画面/帳票/DB/外部連携)と2つの「機能設計」(オンライン/バッチ)を定義・整理し、これらに焦点を当て、作業手順に沿いながら解説を進めます。さらに、これら設計の前作業や次工程のアーキテクチャ設計までを視野に入れ、体系的に理解できるよう解説します。新人からベテラン、担当エンジニアから管理者まで、システム設計に携わるすべての人が知っておくべき内容を網羅しました。
世界の無秩序化が進み、日本も方向を見失っている今、わたしたちは、「保守とは何か」を確認する必要に迫られている。改めて、成熟した保守思想の意味を問い直し、その深みを味わいのある文章で著したのが本書だ。「保守主義は政治の一部エリートのものではない。それは自国の伝統にある上質なものへの敬意と、それを守る日常的な営みによって支えられる」と、著者は述べる。本書が見せる保守思想へのまなざしは、ときに厳しくもまた柔軟で人間味豊かだ。
「死」。それは古今東西、あらゆる思想家、宗教家が向きあってきた大問題である。「死ぬ」とはどういうことなのか。「あの世」はあるのか。「自分」が死んだら、「世界」はどうなるのかー。先人たちは「死」をどう考えてきたのか、宗教は「死」をどう捉えているのかを踏まえながら、人間にとって最大の謎を、稀代の思想家が柔らかな筆致で徹底的に追究する。超高齢化社会で静かに死ぬための心構えを示す、唯一無二の論考。
ノートや1枚の紙に、手描きで情報の全体像をグラフィカルに描き出す技術「スケッチノート」。一人で思考を深める際、あるいは見聞きしたことを発信・共有する際に、テキストとイラストでノートテイキングするためのノウハウを、インフォグラフィック・エディター櫻田氏がやさしく解説します。
【表紙、巻頭グラビア、付録クリアファイル】日比美思
表紙&巻頭カラーは透明感No.1女優の日比美思ちゃん!
ドラマに映画に大活躍中の彼女が、約1年ぶりの登場。
金魚のように気まぐれな“夏限定カノジョ”を銭湯で撮り下ろし。
特別付録の両面クリアファイルもお見逃しなく!
【巻頭カラー】『島さん』川野ようぶんどう
巻頭カラーはWebで話題沸騰の『島さん』!!
島さんはコンビニ・ベターデイズの深夜バイトで、ちょっと頼りないけれど、
ちょっとわけありのおじいさん。久々にヘルプに入るコンビニに来てみたら、
なんと向かいに別のコンビニができていて…。コンビニ大戦争、勃発!?
☆「webアクション」でも同時連載中!!
【巻中カラー】花咲れあ
センターカラーは、「グラビア界の問題児」こと“れあたん”!!
スレンダーボディとキュートなルックスにドキドキはオーバーシュートッ!!
【掲載ラインナップ】
島さん/達人伝〜9万里を風に乗り〜/ライジングサンR/小3アシベ
QQゴマちゃん/こいぐるみ/みつば君はあにヨメさんと。/いとなみいとなめず/あなたがしてくれなくても/リバーエンド・カフェ/ピーチクアワビ/鉄人マコちゃん/みかづきマーチ/Odds
“VERSUS!”/さわれないのよ、さわこさん/古代戦士ハニワット/空日屋/おるちゅばんエビちゅ
ちゅ〜/新・駅弁ひとり旅〜撮り鉄・菜々編〜
古代ギリシャから西洋近代、そして日本思想へと及ぶ哲学の営為を俯瞰、「価値」なるものの根源に迫る、畢竟の著。
格差拡大、雇用不安、デフレ、グローバリズムの停滞…。「構造改革」以降、実感なき好景気と乱高下する日本経済。過剰な貨幣発行がもたらす問題、「複雑な“経済現象”」と「理論重視の“経済学”」の乖離など、現代資本主義が直面する数々の困難を、徹底的に検証。アダム・スミスからリーマン・ショック、アベノミクスまで、経済学の限界と誤謬を提示する。
レンズが八つのメガネ、片足しか入らないズボン、…。そんなのヘンかな?ちがうかな?でもね…。中國絵本の「いま」をお届けする中國絵本館シリーズ。
「資本と国家への対抗運動」は何に行き詰まったのか。20世紀最後の、そして21世紀最初の日本の社会運動体、NAM(New Associationist Movement)。思想家・柄谷行人が提唱し、著名な知識人や若者が多数参加した「資本と国家への対抗運動」はなぜ、わずか2年半の短期間で解散したのか。解散から20年、運動の最初期に加入して末期には組織中枢で実務を担当した著者が、運動の「現場」の視角から総括、問題提起する。新たな社会運動の礎となるためにー。
七十歳を過ぎた稀代の思想家が、自らのこととして死と向き合った。欧米の、「生きること」だけに価値を置く「生命尊重主義」では、とてもじゃないが穏やかに死ねない。ヒントは古からの日本人の死生観にあるにちがいない。自然信仰を探り、日本仏教の「死と生」の関係を見る。西洋とはまったく違う「死にかた」を知った時、私たちは少しばかり安心して旅立てる。
進化を続けるシュミット研究の最先端を行く総合的概説書。積年の研究成果からシュミットの理論の発展を一つの時系列として説明、その本質と人物像に迫り、流行言説への安易な援用に再考を促す。自由主義法治国家の解体を分析したシュミットから今日の問いへ。
「日本で唯一のマルクス主義への殉教」「老人の美しい死」-本書旧版の出版と、その翌年の著者夫妻の「死出の旅路」の衝撃。その一方で、人民戦線事件、満鉄調査部、『資本論』出版の舞台裏などのあからさまな記述。「『プロレタリアート独裁』と『暴力革命』とに死ぬまで固執」しながら、ペーソスとユーモアに溢れる文体で、自らの人生を飄々と振り返る。1983年の青土社版に単行本未収録原稿を追補。旧版から40年、待望の復刊。老マルクス研究者の遺言。
ちいかわたちといっしょに漢字をたのしく学ぼう!小学2年生で習う漢字全160字を収録!
殷の紂王の“酒池肉林”、呉王夫差と越王句践の“臥薪嘗胆”、秦の始皇帝の“焚書坑儒”…、『史記』にも記され、広く知られる古代中国の説話は真実か?もちろん、これらは後世の創作である。本書では、信頼できる資料に拠って、これらの虚構を検証すると共に、貴族制が専制君主制に移行した春秋・戦国時代の社会制度、勢力バランス、法治システムを浮彫りにする。説話を検証し、中国古代史をいきいきと再構築してみせる意欲作!
組織の指導者はいかにあるべきか?敵の忠臣を登用せよ、部下の諫言を聞き入れよ、清貧の生活に甘んじよーこれらが『貞観政要』の教える行動鉄則だ。古来、為政者の必読書とされてきた名著を、現代のビジネスリーダーに向けて読み解いたベストセラー。
「この地で面白いものを発見した。黒彦君と一緒にすぐ来なさい」-犬神果菜のもとに、兄・清秀から謎の一文が添えられた年賀状が届いた。“高校生探偵”白鷹黒彦は、果菜を連れ、文面に書かれていた奇妙な名前の村に向かうことに。露壜村。現世から隔絶された山村で、ふたりが最初に目にしたのは、異常に長い不気味な葬列と、まとわりつくような老婆の視線。それは、怨念に満ちた惨劇の幕開けだった!?シリーズ最大の事件簿。