「無添加」「自然派」なら安心・安全か?髪と地肌の仕組みは?成分表示をどう読むか?買う力、買わない力を身につけよう。
ソフトウェア会社に勤める平岡が通っているチャットルームに“インターネットの亡霊”と名乗る者が現れた。彼は、自分は既に殺されており、亡霊となって“不要なファイル”を削除していると語った。やがてその言葉通りに、凄惨な方法で次々とチャットメンバーが消されてゆく。平岡は、姿の見えない“亡霊”に、閉じ込めていた過去を思い出した…。実力派新鋭が放つネット世代の新感覚ホラー・ミステリー。
「つまんねー」「くだらねー」「やる気しねー」と生きることから逃げてばかりいた高校生がひょんなことから入部したのは、校内一マイナーな「昆虫部」。昆虫の驚くべき生態を知れば知るほど…。
大学に入学して初めての夏休み、窪沢充は双子の弟・光とともに、氏原家の別荘へ遊びにいった。幼馴染みで兄のように慕う基久、治久の双子兄弟の招待だ。その後、充は光が治久に貫かれているのを覗き見してしまう。「男同士なのに…」だが身体は光と治久の行為と同調するように疼いてきて、充は自らを慰めてしまう。それを知った基久は「覗き見する者にはおしおきが必要だ」と称して…!?一作ごとに異なる双子が登場して妖しき物語を奏でる超人気連作シリーズに、ついに双子×双子が登場!避暑地の別荘で、2泊3日の愛の宴が繰り広げられる。
この国にたまる、巨大な崩壊のマグマ。残された選択は、アベノミクスからの脱却しかない!財政悪化をものともせず、国の借金を膨らませ、日銀の紙幣発行を「打ち出の小槌」のように扱う…。なぜこれほど異端で、危険な政策が10年超も続けられたのか。アベノミクスの「名付け親」とされた記者が、金融・財政・政治・行政・歴史・思想など、総勢13人の賢人たちとともに徹底検証する。
太平洋に浮かぶ離島で催されるあるパーティに招待された高校生・白鷹黒彦。なんでも招待客はみな、島に佇む城に収蔵された美術品の制作者の子息息女だという…。いるはずのない誰か、刻々と変化する城、「幻双城」という“芸術”に埋め尽くされた奇妙な空間で始まる連続殺人の宴。果たしてその目的と意外に犯人とは?-迷える探偵・黒彦と、自称ロボットの美少女果菜、そして世界最高の知性・犬神清秀が遭遇する新たな事件。
ソフトウェア会社に勤める平岡が通っているチャットルームに“インターネットの亡霊”を名乗る者が現れた。彼は、自分は既に殺されており、亡霊となって不要なファイルを削除していると語った。やがてその言葉通りに、残虐な方法で次々とチャットメンバーが消されてゆく。平岡は、姿の見えない“亡霊”に、閉じ込めていた過去ー中学時代の凄惨ないじめによる殺人事件を思い出した…果たしてそれは亡霊?復讐?それとも快楽殺人か?そして待ち受ける衝撃のラスト!恐愕の異色ホラーミステリー。
高学歴、弱小、群居…中国で社会現象となっている高学歴ワーキングプア集団=蟻族。高度成長の裏側で深刻化する、就職できない若者たちの実態に迫る。世界経済の矛盾のなかに取り残される「蟻族」の激増は、わが国にとっても対岸の火事ではない。
資本主義をもうやめてみたら…。経済成長と物質的豊かさ、世界での地位を追求してきた戦後の日本は、なぜ、こんな奇妙な社会になったのか。「“価格破壊”と“消費者絶対主義”の大罪」「地方創生で失われるもの」「朝日新聞の歪んだ戦後認識」「トマ・ピケティと福沢諭吉が示す禍福」「ITと金融がもたらす人間破壊」…稀代の思想家が、日々のニュースの本質を鋭く衝き、資本主義の限界と醜態を、次々と浮かび上がらせる。
本書はイオンに焦点をしぼり、米山先生お得意の対話形式で読物風に仕上げられています。
「市民」のためと銘打つ政党が結成され、また、外国人ジャーナリストによる官僚社会批判が「市民運動」のテキストとしてベストセラーとなる現代日本。そこで描かれるのは、権力を我がものとする官僚VS.「市民」が主役の民主主義、という構図である。「市民」が、単なる「都市の住民」であることを超えて、神聖な存在に祭り上げられた思想的背景とは何だったのだろうか?戦後日本の思想の歪みを鋭く衝いた意欲作。
世界に否!を唱える人に私たちはどう答えるのか?自由民主主義の欺瞞を暴く保守革新の激突激論。
現代われわれが使用している漢字は、古代中国で生まれた甲骨文字を直接継承している。では、その文字は、どんな世界・どんな社会・どんな信仰において書き記されたのだろうか?甲骨文字の成り立ちや読み方を解説しながら、古代文明の姿を覗く。日本語で読める甲骨文字&殷王朝史の最先端の研究を紹介。
私立天空高校の校舎屋上から一人の女生徒が飛び降り自殺をした。所持品は数千円の入ったサイフと、裏が紫色の小さな手鏡。学校が騒然となる中、平凡な高校生・白鷹黒彦は、なぜか「天空高校探偵部」部長の夢野姫子に目を付けられ、事件を調査するはめに。風変わりな少女たちが集まる探偵部。執拗に生徒を指導する生徒会。怪しげな裏サイトを運営する電子工作部ー三つどもえの思惑が交錯する中、黒彦と探偵部は恐ろしいサツジン連鎖にまきこまれてゆく…。果たして天空高校探偵部の危険すぎる初陣の結末はー!?サスペンス・ホラーの奇才が仕掛ける、本格学園ミステリー。
ビジネスで必要なのは「スピード」「伝える内容」「フレンドリー」。文法や難しい言葉は会話の妨げになるだけ。上級の表現内容が“中学1000単語レベル”で簡単に言い換えられるのにビックリ!とっさに使える即戦スキル。
世の中に流布している漢字の字源説の中にも、実は誤りが少なくない。それでは、「正しい」字源とは何なのか。どうすればそこに到達できるのだろうか。『説文解字』から白川静・藤堂明保まで、従来の字源研究を批判的に継承しながら、近年整理されつつある資料の活用と、科学的な方法論によって得られた最先端の成果を平易に紹介する。漢字の原点に関心を持つすべての人に送る新世代の入門書。
対人恐怖症の名探偵(?)・柔井公太郎が、ドS美人心理士の不知火彩音にビシバシ小突かれながら今日もオドオド謎を解く!でも、持ち込まれるのは「奈良の大仏を立って歩かせて欲しい」「大阪通天閣の象徴・ビリケン像の暗号を解いて欲しい」など、変な事件ばかり。柔井は持ち前のへたれ目へたれ鼻へたれ耳を駆使して、珍事件を解決できるか?
高校生の優奈は、幼い頃から猟奇的な悪夢に悩まされていた。そんな中、友人が無残な死体となって発見される。失意とともに、人間業とは思えない残虐さに恐怖する優奈に、話があると声をかけてきたのは、学校内でも美形と評判の生物科の教師・伊賀野だった。部屋に連れ込まれ、伊賀野から凌辱的な身体検査を強要される優奈。そしてその夜から優奈の身に異変が起こり始めるのだった…注目の奇才が描く恐怖のバグズホラー。