「お前たちは島から生きて出られない」-廃墟の島『矢郷島』でのロケ中、突如送られてきた動画メール。『5年後の未来』にいるという『ミイラ男』が、ロケ参加者9名が皆殺しにされると予言する。やがてその言葉通り、出演者、スタッフが次々と殺されていく。誰が殺しているのか。なぜ殺されるのか。一体この島で何が起きているのか。息つく暇もない展開、予想だにしない衝撃の結末!異色ホラーミステリー。
歴史認識の違い、経済協力の緊密化、安全保障のあり方など複雑に絡み合う東アジアの国際関係。そのなかで急速に台頭し大国化する中国と、世界はどのように向きあうのか、陰りが見えているかのような日米同盟の未来をどう考えるのかー。従来の2国間関係に限定したアプローチではなく、日米中3国間関係の視点から現状と課題を明確化し、今後の協力と協調へ向けて提言する。日米中各国の第一線の研究者による分析を収めたアクチュアルな論文集。
愛国者か裏切り者か?有名な「反日」活動家である著者は、「事実に基づいて、客観的に日本を見よう」と訴えるや、「中国最大の漢奸(国賊)」と呼ばれることになるー真の日中友好を目指し、彼は現在も活動を続けている。尖閣諸島問題はじめ「反日」運動の実態を語り、中国国内で出版を拒否された衝撃の告白書。
新型コロナウイルスの脅威を乗り越え、東京五輪の開催が近づいてきた7月。警視庁オリ・パラ特別警備本部に配属された足利義松と阿桜藍花は、札幌を視察中に爆発事件に遭遇する。現場には、「東京五輪ヲ中止セヨ 開催スレバ国立競技場ヲ爆破スル」という犯行声明が…。その後、各地の会場で爆発事件が多発。足利たちは犯人を突き止め、無事に東京五輪を開催させることができるのか!?
先の時代の賢人たちが残してくれた、生きるための教訓に寄せる思いが今、数千の時空を超えて蘇る。
三陸海岸で連続殺人事件発生!事件の背後に潜むのは義経北行伝説の謎か?推理特別書下ろし。
本書は、分裂病が軽症化し、境界例が増加している状況の中で、不明確になった神経症にいかに対応すべきかを探ろうと編まれたものであり、そのために、第一線の臨床家がさまざまな立場から、具体的な治療経過を公開したものである。
ジンギスカンの秘宝が、中国北辺に流れついた男たちの暗い野望を煽る。新伝奇の名作として知られる表題作、天明期、シベリア探険を試みた日本人の異常凄絶な最期、中国紅軍に参加したドイツ人の酸鼻を極めた体験奇譚など、虚実ないまぜ、異境での人間の孤独な夢と暗い情熱を描く七編は、妖しいまでの魔力で読者を異次元世界へ誘う。幻想と幽闇の彼方に燦然と屹立する小栗伝奇ワールドの巨峰。
“東京の達人”枝川公一と歩く多様族都市TOKYO味覚のエスノロジー。
本書は、著者が同志社大学大学院博士後期課程在学中から平成十年迄に報告した論文・資料の中から、日本古代即位儀礼に関する論考を選び、それに新稿を加えて一書として構成したものである。
女性だからこそ広がる選択肢。20代、30代のキャリアデザインが人生を決める。
文部省唱歌。日本の音楽教育の歴史を彩る1ページとして、いま明治から昭和まで、そのすべてを集大成しました。それぞれの時代に歌い継がれた唱歌を『音と資料』により忠実に再現することで、音楽教育の歴史と背景そしてその源泉を知る上でも貴重なCDとなっています。
85年に放映されたテレビ・アニメで使われた音楽を収録。エンディング・テーマ以外の音楽担当は、『ナウシカ』『アリオン』『ラピュタ』などですでに知名度が高かった久石譲。長沢ヒロ作曲のエンディング・テーマを歌っているコニーは、元ザ・ヴィーナスのヴォーカルだ。